どうぶつkokusei調査
疾患との関連性(5)_留守番時間

日々の留守番時間はどうぶつの健康にどのような影響を与えるのでしょうか。

どうぶつkokusei調査における留守番時間に関する回答(なし、~3時間、~8時間、8時間~)をもとに、留守番時間と犬の疾患との関連性を調査しました。

【留守番時間との関連が認められた疾患】

留守番時間が短い方が発生が多い傾向の疾患

循環器
循環器
呼吸器
呼吸器
肝・胆・膵
肝・胆・膵
筋骨格
筋骨格

下に示したグラフのように、留守番時間によって疾患の請求割合に違いが表れ、一部疾患との関連性が認められました。

この4つの疾患については、留守番時間が短い方が、疾患の発生が多い傾向が示されました。これらの疾患は、見た目や行動の変化に表れやすいと考えられます。
一緒にいる時間が長いことで、疾患の始まりの小さな変化や普段とは違う様子に気付けているのかもしれません。

留守番が長くなってしまうおうちでも、一緒にいる間はなるべくふれあう時間を増やし、家族で意識して観察することで、疾患の早期発見に繋がるかもしれません。

【各疾患の請求割合】

循環器疾患
循環器疾患
呼吸器疾患
呼吸器疾患
肝・胆・膵疾患
肝・胆・膵疾患
筋骨格疾患
筋骨格疾患

アニコム損保のどうぶつkokusei調査(実施期間:2016/2/15~23)において、飼い主の甘やかし度に関する回答のあった3,418頭に対し、2015/8/15~2016/8/14の間に保険金請求のあった疾患から分析