どうぶつkokusei調査
疾患との関連性(2)_飼育経験

初めてどうぶつと生活をすると決めた時、不安なことはありませんでしたか?
初めてではなくても、新たにどうぶつと生活することになった時、不安がない人はいないかもしれません。
飼育経験と疾病の発生の関連性がわかれば、経験がなくとも予測ができるため、不安が取り除けるかもしれません。

どうぶつkokusei調査の犬の飼育経験に関する回答(初めて、2頭目、3頭目、4頭目以上)をもとに、犬の飼育経験と疾患との関連性を調査しました。

【飼育経験との関連が認められた疾患】

犬の飼育経験が少ない回答者で発生が多い傾向の疾患

肝・胆・膵
肝・胆・膵
泌尿器
泌尿器
神経
神経
皮膚
皮膚
腫瘍
内分泌

下に示したグラフのように、犬の飼育経験によって疾患の請求割合に違いが表れ、犬の飼育経験と一部疾患との関連性が認められました。
飼育経験が少ない方が疾病の発生が多いということは、ある程度の予備知識を持つことで、防げるケガや病気があるということです。

飼い主が正しい知識を持って飼育することが、予防や早期発見につながります。人の手で防げるケガや病気についてはこちらも参照ください。

どうぶつに食べさせてはいけないもの
https://www.anicom-sompo.co.jp/prevention/lifespan/

STOP誤飲プロジェクト
https://www.anicom-sompo.co.jp/prevention/stopgoin/

熱中症プロジェクト
https://www.anicom-sompo.co.jp/prevention/stopheatstroke/

【各疾患の請求割合】

肝・胆・膵疾患
肝・胆・膵疾患
泌尿器疾患
泌尿器疾患
神経疾患
神経疾患
皮膚疾患
皮膚疾患
内分泌疾患
内分泌疾患

アニコム損保のどうぶつkokusei調査(実施期間:2016/2/15~23)において、体格に関する回答のあった犬(3,445頭)について、2015/8/15~2016/8/14の間に保険金請求のあった疾患から分析