猫が持っている、愛すべきパーツの魅力!

愛猫家ならば誰しも「いつまでも愛でていたいお気に入りの部位」があるもの。ここでは、そんな愛すべき部位の「王道」とも言える7つについて、その魅力をご紹介します。

耳がピンッと立った猫

前後左右、自由に動かせる三角形の耳。「耳介」がアンテナの役割を担っていて、四方から音を集めています。また、音が発生している場所を特定できる「音源定位能力」にも優れています。人には聞こえない超音波も聞き取れる「地獄耳」を持っていると言えるでしょう。
さらに、耳の先には長さ1~5ミリ程度の「房毛(ふさげ)」が生えています。これは「リンクスティップ」とも呼ばれる毛で、2万ヘルツを超える超音波を捉えるのに役立っています。わずかな風の動きも察知できるので、狩りをするときにも重要な役割を担っているのです。ちょっと地味過ぎてあまり目立ちはしませんが、立派なチャームポイントのひとつなのです。

グリーン、ゴールド、ブルー、ヘーゼルなど、猫の瞳の色は実にバラエティーに富んでいます。そして、いずれも宝石のような輝きを放っています。その美しさに魅了される愛猫家も多いでしょう。
美しさもさることながら、猫の目は機能性も高く、光が少なくて薄暗いところであっても、しっかりモノを見ることができるのです。これは、網膜の裏にある「タペタム」という反射板の働きによるもの。網膜で吸収しきれなかった光を反射させ、増幅させているのです。暗闇で猫の目が光っているのも、このタペタムの仕業です。

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ふぐふぐ

口元のヒゲが生えている部分のことです。「ウィスカーパッド」「ヒゲ袋」とも呼ばれます。じゃらしで遊んでいたり、何かに興味津々になっていたりするときは、ヒゲが前に倒れて、ふぐふぐが膨らみます。膨らんだふぐふぐが、また何とも言えず、かわいいのです。愛猫家としては、触らずにはいられないのですが、繊細なセンサーの役割を持つ「ヒゲ」を支えている土台です。あんまり触りまくるのはやめてあげましょう。

小さな三角型の鼻。ちょっと湿っていて、ひんやりしています。ピンク、ベージュ、褐色、黒…など、毛柄によって鼻の色が違います。真剣ににおいを嗅いでいるときに「ヒクヒクヒクヒク」動かしている姿が、なんとも愛おしいのです。
かわいいだけでなく、鋭い嗅覚も持ち合わせています。嗅覚の力を左右する「嗅細胞」を備える「嗅上皮」の面積は、人の約5倍もあるといいます。猫同士では、鼻をくっつける「鼻キス」で挨拶をするときがありますが、お互いの「におい」を確かめ合っているのですね。

肉球

ぷにぷにの肉球

言わずと知れた、足裏にある「ぷにょぷにょ」部分。実は、とっても大事な機能を秘めています。猫の身体の中で唯一、汗をかく場所が「肉球」で、汗をかくことで足場の悪いところでは滑り止めの働きをします。クッション効果もあり、高いところから着地をするときには衝撃を吸収してくれます。「足音が聞こえない」のも、肉球のおかげ。「忍び足」で獲物を狩るのが猫なのです。

お腹のたるみ

お腹の肉がたるんでいる猫

猫のお腹に、ポテッとたるんだ部分があるのをご存じでしょうか。たるたるで、おもしろいほどよく伸びます。できやすい猫、できにくい猫がいるようですが、このたるみ部分は「プライモーディアルポーチ(原始的な袋)」とか「ルーズスキン(たるんだ皮膚)」と呼ばれています。
ただのたるみと侮るなかれ。実は、大事な役割を担っているのです。それは、高くジャンプしたときなどに、皮が突っ張らないように皮膚に余裕を持たせているのだといいます。また、ケンカ相手からお腹を嚙まれたときに、クッションになって内臓や急所を守る役目を果たしているとも。単なる「たるみ」ではなかったんですね!

しっぽ

オレンジの器から飛び出た猫のしっぽ

しっぽの長さは猫によってそれぞれですが、長いしっぽを持っている猫の場合は、しっぽの動きで、気持ちがわかる場合があります。嬉しいときはピーンと立ち、イライラしているときはバタバタと音を立てて大きく動かします。猫にとっては感情表現のツールのひとつということになりますが、デリケートな部位でもあるので、むやみやたらに触るのは控えたほうがよいでしょう。

【関連サイト】
しっぽで分ける猫の種類や、しっぽの動きでわかる猫の気持ち

さいごに

今回ご紹介した代表的な7つ以外でも、きっとみなさまのお気に入りの猫パーツがあると思います。
ただし、好きすぎて触ってばかりいると、猫に嫌われてしまうかもしれないので要注意。ブラッシングをしてあげながら触ったり、じゃらしで遊びながらこっそり触れたりするなどして、猫の気分を害さないような心配りを忘れずに。

病気になる前に…

病気はいつわが子の身にふりかかるかわかりません。万が一、病気になってしまっても、納得のいく治療をしてあげるために、ペット保険への加入を検討してみるのもよいかもしれません。

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ライター

猫百科編集部

猫百科編集部

猫の飼い主歴10年以上の編集者が集い、毎日、猫の「あるある話」に花を咲かせ、情報交換している。編集部員の面々は、猫との暮らしがより健やかに、よりハッピーになるよう正確な情報をお届けするため、自己研磨の毎日である。