飼い主さんがフルーツを食べていると、その匂いにつられてうさぎが鼻を「クンクンクン…」。うさぎと暮らす人であれば誰もが経験したことがあるかと思います。うさぎはさまざまな果物を食べられますが、これはあげても大丈夫?と迷うこともあるでしょう。うさぎが食べてもいい果物と与えるときの注意点を紹介します。

果物はうさぎの嗜好品

うさぎの主食は牧草とペレット。野菜は副食にあたります。では果物はというと、食べなければいけない、食べた方が良いという必要不可欠なものではありません。うさぎは喜んで食べますが、果物は糖分が多いため、食べすぎるとお腹の調子を崩したり、肥満につながります。果物はうさぎにとっては嗜好品で、日常的に食べるものではないということをまず理解してあげましょう。

果物をあげるメリットは、いろいろな味や食感を楽しむきっかけとなり、うさぎにとっても楽しい刺激になることです。うさぎは食べ慣れた味でないと食べない場合があるので、無理に果物をあげる必要はありませんが、飼い主さんの手から果物をあげることでコミュニケーションやしつけに役立ちます。また、食欲がないときに好きなものなら食べる場合もあるので、何が好きか知っておくと、いざという時のお腹を動かすきっかけにもなります。次で紹介する注意点も参考に、果物は特別なおやつとして取り入れていきましょう。

果物を与えるときの注意点

果物を与えるときに一番大切なポイントは「適切な量」をあげること。食べていい果物でも、過剰摂取すると下痢をする、うっ滞を起こす、肥満につながるなどの問題が出てきます。うさぎに与える果物の量は、体重1㎏のうさぎであれば5gほど。頻度は1~2週間に1度を目安としてください。

与える時期にも注意が必要です。うさぎに生の野菜や果物をあげても良いのは、離乳後に2週間以上牧草をしっかり食べてから。安全にあげられる目安として、早くても生後3ヶ月以降にしましょう。子うさぎの間は上で紹介した量よりも少なく、一口分ほどにしてください。うさぎは大人になると慣れないものを食べないといわれますが、果物は甘くおいしいので、受けつけなくなることをあまり心配しなくてもいいでしょう。焦らずにもっと成長してからあげても大丈夫です。

初めての果物を食べたあとは、数日間うんちや食欲に異変がないかよく観察しましょう。うさぎによっては体に合わないこともあります。適量なら問題ないことがほとんどですが、もしうんちがゆるいことが続いたらその果物はあげないようにしましょう。

果物はうさぎにあげる前によく水洗いして、ヘタや種は取り除いてから与えます。胃腸の調子を崩しているうさぎや肥満のうさぎには与えないでください。

うさぎが食べてもいい果物

次の果物はうさぎが食べてもいい果物です。繰り返しになりますが、いずれも適量の範囲で、ヘタや種は取り除いてから与えてください。

・りんご

・なし、洋なし

・もも

・いちご

・ブルーベリー

・ラズベリー

・ブラックベリー

・バナナ(皮は取り除く)

・キウイ

・パイナップル(皮は取り除く)

・パパイヤ

・マンゴー

・スターフルーツ

・さくらんぼ

・プラム

・あんず

・なつめ

・いちじく

・メロン

・スイカ

・柿

※種や皮は、必ず取り除いてあげましょう!

うさぎはドライフルーツを食べてもいい?

うさぎのおやつ用としてよく販売されているとおり、うさぎはドライフルーツも食べられます。ドライフルーツは、生の果物より糖分などが濃縮されているので、与える量はより少なめにしてください。食べすぎや喉やお腹で詰まることを防ぐため、小さく切り分けて与えましょう。また加糖されていないものを選びましょう。

まとめ

うさぎが食べてもいい果物を紹介しました。うさぎは果物が大好きですが、糖分が多く含まれているので絶対に与え過ぎないでください。もし、へやんぽ中に大量に食べてしまった場合は、食べてもいい果物だからと安心せず、うさぎの様子をよく観察し、異常があればすぐに動物病院を受診しましょう。

軟便や下痢をした、果物ばかりほしがってほかの食事を食べないといった場合は与えるのをやめるなど、うさぎの様子を見て対応することも忘れないでください。

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監修獣医師

うさぎ百科編集部

うさぎ百科編集部

うさぎの飼い主歴10年以上の編集者が集い、毎日、うさぎの「あるある話」に花を咲かせ、情報交換している。編集部員の面々は、うさぎとの暮らしがより健やかに、よりハッピーになるよう正確な情報をお届けするため、自己研磨の毎日である。