アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。
保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。
肛門腺が破裂し、皮膚の下の肉芽が見えている場合、その部分をを清潔に保つのが重要です。毛に加えてネコ砂など、生活環境の中にある汚れたものが付かないようにし、自分で舐め壊さないようエリザベスカラーを付けるなど、感染が広がらないような処置を行うことが多いです。なお付着物が取れない場合は無理せず、どうぶつ病院で取っていただくことをお勧めします。
肛門腺の色や粘調性はねこちゃんにより個体差が大きいですが、一般的にはグレーや茶色の事が多いです。もし炎症を起こしている場合は、クリーム色、黄色、緑色、赤っぽい色がみられることがあり、お尻を触ると痛がったり嫌がったり、頻繁にお尻を舐めたりします。ねこちゃんがお尻を気にしないようならこのまま様子を見てあげてくださいね。
このままで大丈夫なのでしょうか?
一般的に、肛門腺絞り後に下痢が続くことは少なく、考えられる下痢の原因としてはストレスや感染症、消化器疾患、その他内臓疾患などが疑われます。またお尻の左右が腫れている場合にはヘルニアや肛門嚢炎などが疑われ、早期の治療が推奨されます。そのため、早めにご受診いただくことをおすすめいたします。