2016年11月30日

アニコム損害保険株式会社

年末年始は愛犬の誤飲事故注意期間です

 アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長 野田 真吾)では、アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の保険金請求データを基に、犬の誤飲事故に関する調査を行いました。

来客やイベントなど、わずかな変化が誤飲事故を招く

 月別の誤飲事故による請求件数を調査したところ、誤飲事故は12月~3月頃まで多く発生する傾向が見られました。 これはクリスマスやお正月などで来客が増えることや、バレンタイン、ホワイトデーなどのイベントが影響していると推察されます。 犬の届くところに食べ物を置いてしまった、犬に不慣れな来客が食べ物を与えてしまったといった普段の生活とのわずかな変化が、 誤飲事故につながっている可能性が考えられます。
 また、12月はポインセチア、プレゼントのリボンなど、犬にとって危険なものが身近に増える季節です。 ポインセチアは、葉や茎を食べてしまうことで胃腸炎を引き起こします。リボンやひもなどは、遊んでいるうちに飲み込んでしまい、 腸が裂けてしまうなど危険な状態になることもあるので、十分な注意が必要です。

グラフ1

好奇心から 0歳で多発

 年齢別の発生件数では、0~1歳が多く、年齢が上昇するとともに低下しています。
 幼齢期の犬は、ヒトの赤ちゃん同様、好奇心旺盛で、気になるものを口でくわえて確認しようとします。 また、「食べてはいけない」という学習経験や警戒心が未発達なため、そのまま飲み込んでしまい誤飲事故につながる可能性が高くなります。

グラフ2

「ボストン・テリア」「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」は特に注意を

 犬種別では、「ボストン・テリア」「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」の誤飲事故が多いことがわかりました。 いずれも十分な運動量が必要な犬種です。特に、寒い季節は散歩の時間が短くなりがちですが、ストレスがたまらないよう屋内での遊びを上手に取り入れ、 運動量を保つようにしましょう。

0歳の犬種別発生率_グラフ

 誤飲は飼い主の注意で防げる事故のひとつです。年末年始のように忙しく時が過ぎ、普段と少し違ったことをする時こそ注意が必要です。 愛犬とのイベントを楽しむためにも、食べかけは愛犬の届かないところに置く、食べ残しの片付けはすぐに行う、 ゴミ箱はふた付きのものを用意するなどを徹底し、誤飲事故を予防しましょう。

アニコム損保では、誤飲事故防止に取り組んだご契約者を紹介しています。以下よりご覧ください。
https://www.anicom-sompo.co.jp/special/1122/index.html

調査方法
2014年4月1日~2015年3月31日に契約を開始した犬 456,822頭の異物誤飲による請求を調査

【問い合わせ先】

アニコム損害保険株式会社 経営企画部 広報担当 塩澤

  • FAX:03-6863-8257 / MAIL:release@ani-com.com
  • 〒160-8352 新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー39階

PICK UP!