愛犬が足を引きずっている…!歩き方がいつもと違うときに考えられる病気は?予防するためにできることもご紹介

概要

Overview

愛犬が足を引きずっている、地面につけようとしない、歩幅がいつもと違うなど、歩き方がいつもと違っていたら心配になりますよね。特に元気なわんちゃんが、急に歩かなくなったりすると、不安もより大きなものに。「歩き方がいつもと違う」場合に、それぞれ考えられる病気と検査、診断までの流れについてわかりやすく解説します。さらに、これらを予防するためにできることをご紹介します。

歩き方が違うとき

▼跛行(はこう):足先は地面についているが少し浮かせている

歩き方

 

▼挙上(きょじょう):足先が完全に地面から離れている

歩き方

【「歩き方がいつもと違うとき」の症状フローチャート】

歩き方 フローチャート

 

「症状フローチャート」では、動物病院に行った際、どのような検査をして診断を受けるかが一目でわかります。
わが子のいつもと異なる行動や状態に気づいたら、「主訴」から順に症状をたどってみてください。ごく軽度の場合はご自宅で様子を見ることもできますが、状態がひどかったり、軽度でも数日続くようなら動物病院での受診をお勧めします。

※「症状フローチャート」は、一般的な獣医療における診断を図式化しています。

 

それぞれの病気についてはこちらから

▶肛門嚢(腺)炎

▶膝蓋骨脱臼

▶骨肉腫

▶骨折

▶前十字靱帯断裂

▶椎間板ヘルニア

▶変形性関節症

▶股関節形成不全

▶大腿骨頭壊死症(レッグペルテス症)

▶ウォブラー症候群

▶脊髄梗塞

 

予防するためにできること

そもそも歩き方のトラブルを起こさないためにはどうしたらいいでしょうか? 家の環境作りやお散歩時のチェック、抱っこの仕方など、ちょっとした工夫が予防につながります。

 

■家の環境作り

①床は滑らないように

フローリングは滑りやすいため、転んだりしてケガの原因になりかねません。愛犬が歩くところは滑り止めマットをしくなどの工夫が必要です。

②段差対策を

階段やソファーなどの段差にも対策が必要です。人間にとっては全く負担を感じないような高さの上り下りも、犬には負担となる場合があります。ソファーの前には愛犬用のステップを置いたり、階段は登れないようにフェンスを置いておくことがおすすめです。

 

■お散歩の時間を大切に

愛犬との大切な時間である毎日のお散歩。お散歩中やお散歩の前後にも歩き方をチェックするようにしましょう。

犬のお散歩♪ 適切な回数や時間、マナー、お散歩デビューで必要なことは?|犬との暮らし大百科

子犬を迎えたら知っておきたいトレーニング⑩ ~お散歩タイムをハッピーに~|anicom you

 

■抱っこは正しく

抱っこをしている最中に愛犬が暴れて落としてしまった、などということがないようにしましょう。抱っこが苦手で興奮してしまう子は、まずは座ったままの抱っこや、おなかがいっぱいのときや眠そうなときから練習をして「抱っこは安心するもの」とゆっくり慣れさせてあげてください。

おろすときも、急に離すのではなく、地面にそっとおろすようにしてあげましょう。

子犬を迎えたら知っておきたいトレーニング③ ~「抱っこ」と「スキンシップ」~ |anicom you

 

■肛門腺のお手入れ

肛門嚢に炎症があると、おしりを気にして歩いたりおしりを引きずったりします。そんなときは肛門腺を絞ってみてください。ご自宅でうまくお手入れできない場合はトリマーさんや病院の先生に相談をしましょう。

犬の肛門腺のお手入れ、絞り方

どれもほんの些細なことですが、少し気を付けてあげるだけで予防につながります。さっそく今日から試してみてください。

 

飼い主さん自身も正しい知識を

それぞれの状態によって、検査や治療法も異なります。日頃から愛犬の歩き方をチェックして、些細な変化に早めに気付いてあげられるようにしましょう。変化が見られた場合には。適切な検査を行い、原因をしっかりとつきとめて治療にあたることが重要です。


わが子のことを誰よりも分かっている飼い主の皆さまが、発症予防・早期発見を心がけることこそが、わが子を病気から守る第一歩です。
そして動物病院に行く際には、こうした診療の流れを飼い主様自身が知っておくことで、病院の先生とわが子との「三人四脚」で最適な治療を選ぶ一助になれば幸いです。

 

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

 

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みなさんからのコメント

Comment
でん
2024-01-23 21:50:31
寝ていて動き出す時 毎回 1分程度 右後ろ足を浮かせてひょこひょこ歩きます。その後は普通の歩行に戻ります。遊びなどで走ることもできます。座る時に違和感があるのか右足を内側に流す様に座ることがあります。触診しても痛がることはないです。
おんちゃん
2024-01-14 17:03:05
前足の肘の部分の毛がはげて
抗生剤を飲んでいましたが、
その内びっこをひくようになりました。
その後、膿ができて切開したのですが、傷口が塞がらず、どんどん大きくなってしまいました。
びっこの原因と傷口の治療方があれば、教えて下さい。
アニコム獣医師
2024-01-17 09:41:27
>おんちゃん様
わんちゃんが跛行している場合、足に痛みや違和感を感じていることが多く、原因は骨折や脱臼などけがや骨、関節や神経の異常、足の皮膚や爪の異常など様々です。傷口の治療方法としては、一般的には洗浄や消毒、投薬や縫合などが挙げられます。傷口の状態により実際の治療方法も変わりますので、跛行の件と合わせてかかりつけの先生にご相談されることをお勧めいたします。
よー
2023-06-29 22:05:58
後ろ足を浮かして歩いています。
すぐ座ったりケンケンしながら歩くのですが、急になったので心配です。
様子見で明日病院に連れて行った方が、いいですか?
アニコム獣医師
2023-07-04 16:21:42
>よー様
足を地面につけたがらない場合には、足の骨、関節、靭帯、腱、筋肉、肉球、爪などに痛みや違和感があることが疑われます。安静にして様子を見ても、よくならない場合には、受診のうえ原因を明らかにすることをお勧めします。

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