いざ飼い始めてみると、とっても奥が深い鳥の世界。SNSやブログなどネットを中心に鳥飼いさんの間で広まった「鳥用語」もそのひとつです。
本記事では、数ある鳥用語の中から、知っていると鳥のことがもっとわかる、鳥飼育初心者さんに知ってもらいたい鳥用語をご紹介します!
羽に関する用語
まずは羽に関する用語から。羽の呼び方は専門用語も多々ありますが…鳥飼いさんたちには次のように言われているようです!
【ツクツク】

換羽の時期にツンツンととび出してくる白い羽のこと。
新しく生えてきた羽で、本来の呼び方は筆毛(ひつもう・ふでげ)。新しい羽は羽鞘(うしょう)と呼ばれる皮膚に包まれて筒状に生えてくるので、筆のように見えます。
●関連語
ツクツクほぐし…飼い主さんが取れかけの羽鞘を取り除いて、ツクツクをほぐしてあげること。基本的には鳥が自分でケアをするので見守るだけですが、取りきれず不快になっているときや多すぎるときなどにお手伝いをすることもあります。
●類語
鞘(さや)…ツクツクの昔ながらの呼び方です。ツクツクほぐしを「さやほぐし」と言うこともあります。
【ほわ毛】
羽の下や羽がない部分に生えるふわふわした柔らかい羽毛のこと。
本来の呼び方は綿羽(めんう)。
鳥が羽づくろいをしたあと、うっかりほわ毛を背中や頭などにつけていることがあります。
●使い方
〇〇ちゃん、頭にほわ毛がのっているよ!
【ももひき】

足のもものあたりに生えている羽毛のこと。
言葉どおり、下着のももひきのように見えることから。枝に止まっている姿勢では見えにくく、背や足を伸ばしたときしか見えないことから、見られたら幸運なときめきポイントのひとつとなっています。
●使い方
・〇〇ちゃんのももひき、癒される~!
・〇〇ちゃん、立派なももひきをお持ちですね
【モフちり】
モフモフのおしりの意。おしりを鳥にならってかわいらしく「おちり」と呼ぶことから。おちりの観察は健康管理のためにも大切ですが、見すぎてしまうと鳥さんも恥ずかしいかもしれません…!?
●使い方
セキセイインコのモフちりは白いところがあってかわいい。
行動に関する用語
鳥のよくある行動は、飼い主さんの間で次のように言われています!
【あごパカ】

羽づくろいの最中や最後に、あごの下の羽毛をパカっと広げること。滅多に見られないあごの皮膚が見えることもある貴重な瞬間です。
【ギョリギョリ・ジョリジョリ】
クチバシを鳴らして「ギョリギョリ」「ジョリジョリ」と音を出すこと。
眠る前にすることが多い行動で、クチバシを研ぐことにもなるため「寝る前の歯磨き」と言われることも。飼い主さんの手や肩にのって眠いことをアピールするときに行う場合もあります。そんなときはケージに戻し、カバーをかけて静かに寝かせてあげましょう。
【スサー】

片側ずつ羽や足を後方に伸ばすこと。
鳥のストレッチで、飛ぶ前の準備運動として行います。羽伸ばしとも言われ、リラックスしているときに見られます。人が休暇をとる「羽を伸ばす」というフレーズも、鳥がこうしていつでも飛べるように羽伸ばしをすることが語源となっています。飼い主さんも疲れを溜める前に、定期的なスサーを心がけたいですね。
●使い方
羽は伸ばさずに足だけスサーする。
【ワキワキ】

飛ぶわけでもないのに翼を少し広げ、上下に動かすこと。
繰り返すとダンスをしているようにも見えるかわいい仕草です。機嫌がよく飼い主さんに遊んでほしいときや、甘えたいアピールするときのほか、体温を下げるためにすることもあります。ご機嫌なのか、それとも体調がすぐれなかったりや飛び回って暑くなってしまったりしているのか、日頃からよく観察して見極めてあげましょう。
コミュニケーションに関する用語
愛鳥と過ごす癒しの時間、コミュニケーションに関する用語も紹介します。
【カキカキ】
鳥の頭や体をなでること。
カキカキされるのが大好きで自分から要求する子もいれば、なかなかさせてくれない子もいます。カキカキの好き嫌いは鳥の個性。嫌いな子は指でそっと触れることから始めるなど、時間をかけて少しずつ慣れてもらう工夫をしましょう。
●使い方
・頭を下げてカキカキを要求する。
・カキカキしようとすると逃げる。
・ボクサーのように華麗にカキカキを避ける。
【ニギコロ】

鳥が手のひらにコロンと寝そべり、にぎられながらリラックスしている状態。
鳥は体を触られることも、手のひらの上でお腹を見せることも嫌がることが多いものです。この状態になるのは珍しいのですが、インコの仲間では時々みられます。もともと触られるのが好きな子で、なおかつ飼い主さんと深い信頼関係にあってはじめて成立するものです。すべての子がするわけではないので、ここまで甘えてくれると、とてもうれしいもの。鳥飼いにとって至福の時間です。
●類語
ニギニギ
まとめ
いかがでしたか?知っている言葉や気になっていた用語はあったでしょうか?
鳥用語はどれもかわいくておもしろく、的確に鳥の様子が表現されていますね。
今このときも、新しい鳥用語が生まれているかも…!?これからも愛鳥との暮らしを楽しみながら、鳥用語も時折チェックしてみてくださいね。













