アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。
保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。
猫の皮膚型肥満細胞腫は頭頚部に小さなしこりが一つ~複数個できることがあります。肥満細胞にはヒスタミンが含まれているため、皮膚に炎症や晴れを起こすこともあります。お写真だけでは肥満細胞腫なのか、外傷や皮膚炎なのかはわかりかねますため、改めてかかりつけ先生にもご相談くださいませ。
病院にかかったところ、「悪性の腫瘍などではない、ニキビのようなもの」と言われ、抗生剤をもらい10日間飲み、様子を見ていましたがまだ治っていません。
出来たばかりの頃はピンク色だったのですが、今はグレーに見えます。
やはり、切除などが必要な腫瘍なのでしょうか?
でき物が何かを正確に診断するためには、針を刺して中身の組織を調べたり、切除して組織検査をする必要があります。今後、大きくなってきたり表面がでこぼこする、ネコちゃんが気にする仕草がある等の変化がなければ、様子を見られても良いことが多いですが、お薬を飲み終わっても変化がないのであれば再度かかりつけの先生にご相談頂くことをおすすめいたします。
肥満細胞腫の場合、治療の第一選択はやはり外科的に切除することになりますが、同じ場所で同じような見た目の出来物でも過去と同じものとは限りませんので、まずは改めて組織検査をされることをお勧めします。その結果から、かかりつけの先生と相談して治療計画を立ててあげてくださいね。