
ペットも一緒に!防災セミナー開催しました@自由が丘どうぶつ病院
2022.12.089月1日は“防災の日“。自然災害に備えて防災リュックの準備や家族の連絡先の確認など、災害対策の見直しをされた方もいらっしゃると思います。
アニコムでは、アニコムグループが運営する自由が丘どうぶつ病院で「ペットと一緒に参加する防災セミナー」を開催しました!
セミナーの内容をご紹介!
セミナーは、2日間に分けて行いました。
9月25日(日):ワンちゃんセミナー 6組・3頭のワンちゃんが参加
10月9日(日):ネコちゃんセミナー 6組・花野先生(獣医師)のひまわりくん参加
今回は、自由が丘どうぶつ病院のお近くに住んでいらっしゃる飼い主さんにご参加いただきました。
ワンちゃんたちも、「まさか病院にくるなんて…」と最初は緊張気味でしたが、冒頭の“わが子紹介コーナー”では、飼い主さんのお膝のうえで誇らしげに自己紹介をしてくれる子もいました!
↑となりの飼い主さんにご挨拶するはんなちゃん♪
テーマ1「災害時のどうぶつさんの行動」
まずは、「災害時のどうぶつの行動やその変化」についてです。
「地震などの自然災害が起きたとき、わが子がいつもと違う行動をすることはありますか?」という問いかけに対して
「雷の時に、大きな音にびっくりして部屋の隅に逃げてしまったり、不安そうにしたりすることがあります」というお話しを聞かせていただきました。
自由が丘どうぶつ病院の花野先生も、災害が起きるとどうぶつさんたちの変化に気づくそうです。
「地震など普段とちがうことが起きた後は、特に食欲不振や下痢・便秘などのような不調が多くみられるようで、飼い主さんも相談に来られることが多いですね。」
自然災害は予測することができません。少しでもわが子のストレスを減らすことができるよう、普段からできることを考えておく必要がありそうです。
テーマ2 同行避難と同伴避難の違いって?
次に、「同行避難」と「同伴避難」の違いについてお伝えしました。皆さんは違いをご存知でしょうか?
「同行避難」…ペットと共に安全な場所まで避難すること。
「同伴避難」…ペットと共に安全な場所まで避難し、避難所においても、飼い主が飼養管理すること。
避難が可能な範囲の避難所を調べ、その避難所にいくとご自身やわが子がどういう状況で過ごすことになるのか等もリサーチしておくと安心です。
事前に持ち物を調整でき、当日の混乱や不安を削減することができます。
テーマ3 普段からできるといいしつけ
日々のしつけは、災害時の助けになります。
■ワンちゃんの場合
・知らない人、知らないワンちゃんが多数避難する場所でも落ち着いていられるよう社会性を身に着けておく
・クレートの中でも落ち着いて過ごせるように慣らしておく 等…
■ネコちゃんの場合
・クレートから飛び出たときなどに、すぐ捕まえられるようハーネス装着の練習をしておく
・ケガをしてしまった時の診療などを想定して、洗濯ネットに入れる練習をしておく 等…
猫の飼い主さんは、花野先生の愛猫ひまわりくんが、膝の上で落ち着いて座る様子を見ながらイメージを膨らませていました。
しつけに関する詳しい内容は、こちらの記事もご覧ください!
▼災害時に愛犬とあなたを守るしつけ
https://www.anicom-sompo.co.jp/bousai/inukai/175/
▼【ペットと防災】 愛猫と一緒に避難してみた! ①準備編
テーマ4 防災リュックはどんな中身を準備したらいい?
用意する持ち物は、どうぶつさんの種類やその子によって変わってきますが、避難時はペットの防災用品に加え、クレート、自分たちの避難グッズも持ち歩かなくてはいけません。
実際に防災リュックの重さを体験していただくと「あっ、結構重たいですね!」という声が続出していました。
どんなものがどのくらい必要なのか、本当に必要なものは何かをご家族で話し合い、準備した防災用品の重さも確認すると安心です。
どうぶつさんに必要な中身のリストはこちらをご覧ください!
▼アニコム オリジナル防災手帳
記念品はアニコムのオリジナル受講証!
最後は、セミナーを受講した証として、アニコムオリジナルの受講証をお渡ししました!
セミナーを通して、飼い主のみなさんから、「見落としていた点がたくさんあることに気づきました。」
「防災に対するイメージが沸きました」
などのコメントをいただきました。
今回のセミナーをきっかけに、防災に対しての理解をより一層深めていただけたらと思っています。
“何もない日だからこそ、事前に準備すること”
それこそが、わが子を守ることに繋がる愛情と私たちは考えています。
どうぶつさんとより安心して笑顔で過ごせるように、今後もアニコムは防災に関する取組み・情報発信を続けていきます!
公開日:2022.12.6