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プレスリリース≪報道関係者各位≫

2009年2月12日

アニコム損害保険株式会社

ペットにかける年間支出、この不況下でも20%増加

  • ペットの「健康と食」に対する意識が一層高まる
  • 犬の「病気やケガの治療費」は38%増加
  • 犬猫とも「フード・おやつ」の費用は34%増加
  • ~アニコム「ペットの年間費用」アンケート調査より~

 アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長: 小森伸昭「以下アニコム損保」)では、グループ会社のアニコム パフェ株式会社の協力のもと、全国のモニターを対象に「ペットにかける年間費用について」のアンケート調査を行いました。

 その結果、2008年の調査と比較して、犬猫ともに年間支出が20%以上も増加していることがわかりました。1世帯あたりの消費支出が4.6%の減少(※)といわれる不況の中でも、ペットのためには費用を惜しまない飼い主の意識が伺えます。
 特に「病気やケガの治療費」や「フード・おやつ」に関する費用が大幅に増加しており、ペットの「健康と食」に対する意識が、より一層高まっていると思われます。
(※)総務省統計局 家計調査報告 平成20年12月分速報より1世帯あたりの消費支出 前年同月比

健康に関連する費用の上昇

 治療費に関しては、2008年の項目別調査開始以降、上昇傾向が続いており、今回の調査では犬で52.2%、猫で85.2%増加しました。増加の理由としては「加齢に伴い通院回数が増えた」「アレルギーがひどくなり、通院に加えサプリメントを与えるようにした」と言う声などが聞かれました。ペットの家族化が進み、人間同様の生活をすることで、人間のような生活習慣病(糖尿病・肥満・アレルギー性皮膚炎など)に罹るペットが増加していることが伺えます。
 また、年間5万円を超える出費をした飼い主の割合が、2008年では9.6%、2009年では17.6%、2010年では29.2%とこちらも増加しており、動物医療の高度化にともなう、治療費の高額化が進んでいるものと考えられます。

食に関連する費用の上昇

 フードは、昨今のペットフードの安全性問題を背景に、ペットの食事に対しても価格に関わらず安全性の高いものを選ぶ飼い主が増加したものと思われます。 また、栄養価を訴求するペットフードや健康志向を追及したプレミアムフードへの移行が進み、さらには、犬種に特化したフードが販売されるなど、飼育する ペットにより適したフードを選択する傾向が進んでいるものと思われます。

調査結果 ペットにかける年間平均支出(犬・猫別) (単位:円)

項目
2009年 2008年 2009年 2008年
フード・おやつ 64,280  (33.8) 48,046 42,258 (35.9) 31,092
病気やケガの治療費 38,844  (38.2) 28,113 22,818(△27.5) 31,490
シャンプー・カット・トリミング 33,173   (9.0) 30,420 5,371 (273.8) 1,437
ワクチン・健康診断等の予防費 28,352   (3.9) 27,284 11,903  (63.8) 7,266
ペット保険料 27,617  (31.1) 21,060 22,292  (84.0) 12,116
日用品 17,746  (28.8) 13,779 18,148  (39.4) 13,021
洋服 11,774 (△19.4) 14,601 1,461  (76.7) 827
ペットホテル・ペットシッター 11,735  (60.7) 7,301 2,600(△68.8) 8,346
しつけ・トレーニング料 7,698   (11.1) 6,927 - -
首輪・リード 5,394 (△16.4) 6,452 2,090 (90.3) 1,098
ドッグラン 2,303  (△5.3) 2,433 - -
合計 248,916(20.6) 206,416 128,941(20.9) 106,693

(カッコ内は対前年増減率)

調査方法
インターネット上で全国のモニターを対象にアンケートを実施
実施期間
2009年調査 2009年1月16日~1月25日 (有効回答数 216)
2008年調査 2008年2月29日~3月5日 (有効回答数 353)

本件に関するお問い合わせ先

アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当)  永井 / 塩澤
FAX:03-6863-8257

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