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プレスリリース≪報道関係者各位≫

2008年12月5日

アニコム損害保険株式会社

12月11日は胃腸の日
ウサギの「毛球症」に気をつけよう

 アニコム損害保険株式会社(東京都新宿区:代表取締役社長 小森伸昭)では、胃腸の日(※)に合わせ、グループ会社のアニコム パフェ株式会社と共同で「どうぶつ健保」の給付金請求データを基に、消化器科疾患についての集計を行いました。

 どうぶつ種別に消化器科疾患が全体の請求に占める割合を比較すると、ウサギが24.7%と最も高い結果となりました。また、犬や猫は「下痢」や「嘔吐」での通院が多いのに対し、ウサギの場合は「うっ滞、食滞」「毛球症」での通院が多いのも特徴です。

 ウサギの「うっ滞、食滞」はストレス・環境の変化・季節の変わり目・病気など様々な原因で消化機能が低下し、食べ物が胃腸で止まってしまう状態です。毛繕いなどで飲み込んだ毛が、胃腸の中で球のように固まってしまう「毛球症」が「うっ滞、食滞」の原因となっていることも多く、食欲不振、便秘などの症状が見られます。
 いずれの場合でも、そのままにしておくと衰弱や死亡に繋がってしまうこともあるため、異常を早く発見し、早期に治療することが重要です。

 胃腸の日には、飼い主自身だけでなく、どうぶつの胃腸も気遣ってほしいものです。特にウサギの飼い主さんは「繊維質の多い食事を与えるようにする」「こまめなブラッシングを行いスキンシップを心がける」などで「毛球症」の予防を心がけましょう。

どうぶつ種別消化器科疾患の請求割合

どうぶつ種 割合(%)
ウサギ 24.7
16.1
15.9
フェレット 12.9

ウサギの症状別請求割合

症状名 件数(件) 割合(%)
うっ滞、食滞 316 27.9
毛球症 200 17.6
下痢 86 7.6
胃内異物 31 2.7
その他 501 44.2
合計 1,134 100
集計方法
2007年1月~12月のアニコムクラブ「どうぶつ健保」の給付金請求データ(660,500件)を集計
関連サイト
アニコム パフェ株式会社 データラボ 新しいウィンドウで開く

※胃腸の日 12・11「胃にいい」の語呂合わせから、日本大衆薬工業協会が2002年(平成14年)に制定

本件に関するお問い合わせ先

アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当)  永井 / 塩澤
FAX:03-6863-8257

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