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参考資料≪報道関係者各位≫

2008年2月29日

アニコム損害保険株式会社

~3月3日は耳の日~
耳疾患、犬の発症率は猫の2倍以上

 アニコム損害保険株式会社(東京都新宿区 代表取締役:小森伸昭)では、3月3日の「耳の日」にちなみ、「どうぶつ健保」の給付金請求データをもとに耳鼻咽喉科疾患についての調査を行いました。

 耳鼻咽喉科疾患の発症率をどうぶつ種別に比較すると、猫、ウサギ、フェレットの発症率は6%前後であるのに対し、犬の発症率は15.2%と、犬の発症率が他のどうぶつ種の2倍以上という結果になりました。
 耳が垂れている犬種や、長毛種、耳の中に毛が生えている犬種は、外耳炎の発症率が特に高くなる傾向があるため、日頃からこまめにお手入れをしてあげること、定期健診を受けることなどが予防のためには重要です。

 猫やフェレットで請求割合が高い「耳ヒゼンダニ症」は、ヒゼンダニに感染している個体との接触等で感染します。多頭飼育の場合には、飼育している全ての個体に感染してしまう可能性があるため、新しく犬猫やフェレットを迎える際にはあらかじめ動物病院で検査を受けると安心です。また、猫の場合には、室内飼育が屋外での感染を防ぐ有効な予防策といえます。
 耳疾患は、生活習慣の見直しで予防することが可能です。小さい頃から、耳のお手入れを習慣付け、清潔で楽しい毎日を送りましょう。

耳鼻咽喉科疾患請求率

種別 請求割合 平均治療費
15.2% 6,188円
6.0% 6,743円
ウサギ 5.9% 6,096円
フェレット 5.3% 4,227円

耳鼻咽喉科疾患における疾患名別請求割合

疾患名 ウサギ フェレット
外耳炎 77.1% 47.9% 37.7% 50.4%
耳ヒゼンダニ症 1.8% 10.4% 21.4%
中耳炎 0.3% 0.3% 1.6%
内耳炎 0.1% 0.1% 1.6% 0.3%
その他の耳疾患 4.0% 6.6% 5.3% 2.7%
鼻、咽喉科疾患 16.7% 34.7% 53.8% 25.2%

本件に関するお問い合わせ先

アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当)  永井 / 塩澤
FAX:03-6863-8257

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