プレスリリース≪報道関係者各位≫
2013年7月31日
アニコム損害保険株式会社
60.9%のペットが、年に1度は健康診断を受診
■健康診断で異常が見つかった経験あり37.0% そのうち、52.6%はすぐに治療を開始する
■多い異常は「血液検査の異常値52.6%」「結石・膀胱炎など泌尿器系17.5%」「心雑音15.2%」
■今後も健康診断を受診させたいと思う飼い主は97.1%、疾病予防に対する意識の高まり顕著に
アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長 小森 伸昭)では、ペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対してインターネット上で、ペットの健康診断に関するアンケート調査を行いました。
定期的に健康診断を受診しているのは60.9%
定期的に健康診断を受診しているかを聞いたところ、1年に1度以上受診していると答えた飼い主の合計は60.9%で、「受けていない(29.2%)」を大きく上回る結果となりました。

健康診断を受診したきっかけでは、「動物病院ですすめられた」が44.9%と最も多く、「わが子の様子が気になったから(33.2%)」が続きました。
健康診断の内容では、「血液検査(78.5%)」「身体検査(76.9%)」が多く見られました。その他では「歯科・口腔内検査」「眼科検査」「アレルギー検査」などの回答が見られました。
健康診断を受診したきっかけ (複数回答) |
人数(人) |
割合(%) |
動物病院ですすめられた |
1,369 |
44.9 |
わが子の様子が気になったから |
1,012 |
33.2 |
先住どうぶつの経験から |
409 |
13.4 |
ペットショップですすめられた |
92 |
3.0 |
友人、知人にすすめられた |
62 |
2.0 |
その他 |
340 |
11.1 |
※健康診断を定期的に受診している飼い主の回答を集計
受診した内容 (複数回答) |
人数(人) |
割合(%) |
血液検査 |
2,396 |
78.5 |
身体検査 |
2,347 |
76.9 |
糞便検査 |
938 |
30.7 |
尿検査 |
735 |
24.1 |
レントゲン検査 |
644 |
21.1 |
エコー検査 |
461 |
15.1 |
心電図検査 |
236 |
7.7 |
その他 |
111 |
3.6 |
※健康診断を定期的に受診している飼い主の回答を集計
健康診断で病気が発見された経験があるのは37.0%
健康診断で異常が見つかった経験があるかどうか聞いたところ、37.0%の飼い主が「異常や病気が見つかった経験がある」と回答しています。見つかった異常は、「血液検査で異常値がみられた(52.6%)」「泌尿器の異常(17.5%)」「循環器の異常(15.2%)」などでした。普段、外見からは、なかなか気付いてあげることができない項目で、異常が発見されるケースが多いようです。
また、何らかの異常が見つかった飼い主のうち52.6%が「すぐに治療を開始した」と回答していることからも、言葉を話せないペットに重い症状が出る前に、ペットの体調を気遣って行う健康診断が、病気の早期発見に繋がっているといえるのではないでしょうか。
健康診断で見つかった異常の内容 (複数回答) |
人数(人) |
割合(%) |
血液検査で異常値がみられた |
593 |
52.6 |
結石、膀胱炎など、泌尿器に異常がみられた |
197 |
17.5 |
心雑音があるなど、循環器に異常がみられた |
171 |
15.2 |
歯石・歯肉炎など、歯の異常がみられた |
150 |
13.3 |
肥満がみられた |
149 |
13.3 |
外耳炎や皮膚炎など、皮膚に異常がみられた |
137 |
12.1 |
膝や股関節など、骨・関節に異常がみられた |
111 |
9.8 |
白内障など、眼に異常がみられた |
71 |
6.3 |
※健康診断で異常が見つかった経験のある飼い主の回答を集計
異常が見つかった後の対応 |
人数(人) |
割合(%) |
すぐに治療を開始した |
593 |
52.6 |
再検査をして、異常ではなかった |
160 |
14.2 |
再検査をして、治療を開始した |
147 |
13.0 |
その他 |
228 |
20.2 |
※健康診断で異常が見つかった経験のある飼い主の回答を集計
今後も健康診断を受診させたい飼い主は97.1%
定期的に健康診断を受診するメリットでは、「問題がないことがわかり安心できる」「健康な状態の数値が把握できるので、異常があればすぐに発見できる」「注意点がわかるので病気の予防につながる」「早期発見、早期治療ができる」などが多数を占めていました。
飼い主自身は、15.4%が「健康診断を受けていない」と答えている中、ペットの健康診断を「今後受けさせたい」「どちらかというと受けさせたい」という方の合計は97.1%と非常に高く、ペットの健康管理に関する意識は、ますます高まっていくことが予想されます。
今後、健康診断を受けさせたいですか |
人数(人) |
割合(%) |
受けさせたい |
3,083 |
71.5 |
どちらかというと受けさせたい |
1,102 |
25.6 |
どちらかというと受けさせたくない |
99 |
2.3 |
受けさせたくない |
27 |
0.6 |
ご自身は健康診断を受診していますか (複数回答) |
人数(人) |
割合(%) |
職場の健康診断 |
1,941 |
45.0 |
市町村の健康診断 |
753 |
17.5 |
保健組合の健康診断 |
729 |
16.9 |
自費で健診(人間ドック) |
584 |
13.5 |
受けていない |
665 |
15.4 |
健康診断を受診するメリット(フリーコメント) |
・「安心を買う」ような、飼い主の不安を和らげる効果がある。
・病気を早期発見できるし、何もなければ安心料だと思えばいい。自分の健康診断はしないが愛犬の健康は気になる。
・異常ではなくても、数値を把握することで、食生活の見直しなどの対策をとることができる。
・具合が悪くても言葉で表せないので健康診断は欠かせない。早期発見にもつながるし、何もなければ安心できる。
・かかりつけ医に普段の様子を知ってもらえる。
・病気が初期で見つかったので、今のところ犬自身は病気で苦しい思いをしていない。
・初期の段階で治療ができ、本人(犬)への負担も、費用の負担も軽く済んだ。
・いろいろとアドバイスをもらえるので健康管理につながる。
・毎年の結果を比較することで、各項目の変化がわかり健康状態を維持するのに役立てている。
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- 調査方法
- 2013年6月27日~7月1日にインターネット上でアンケートを実施。
回答数:4,311
本件に関するお問い合わせ先
アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当) 塩澤
FAX:03-6863-8257