「一緒に暮らしているペットは盗難の被害からわが家を守ってくれると思いますか」と聞いたところ、約半数にあたる49.7%の飼い主が「思わない」と答え、「思う(31.5%)」と答えた飼い主を上回りました。
「盗難の被害から守ってくれると思う理由」では、「見知らぬ人が来ると吠えるから」が最も多く、ミニチュア・ダックスフンドやチワワなどの小型犬でも、吠えることで家を守ってくれていると思う飼い主が多いことがわかりました。
一方、「盗難の被害から守ってくれると思わない理由」では、「体が小さいから」が最も多い結果となりました。また「家を守るよりも、ペット自身を守ってほしい」と考える飼い主も見られ、人間の家族と同様に、ペットの安全を気遣う飼い主の姿が伺えます。
プレスリリース≪報道関係者各位≫
2012年11月30日
アニコム損害保険株式会社
~ペットが守る“わが家のリスク”についての意識調査を実施~
ペットが盗難被害から守ってくれると思う31.5%
■97.8%のご家庭がペットと室内で暮らす。「番犬」の役割から「家族の一員」へ
■家を守るよりも、ペット自身の身の安全を守ってほしいと思う20.4%
アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長 小森伸昭)は、アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対して、「ペットが守るわが家のリスク」についての意識調査を、インターネットを利用して実施いたしました。
家を守るよりも、ペット自身を守ってほしいと思う 20.4%
ペットが盗難の被害から守ってくれると思う理由 | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
見知らぬ人が来ると吠えるから | 745 | 29.1 |
体が大きいから | 85 | 3.3 |
見ためが怖いから | 46 | 1.8 |
守ってくれた経験があるから | 25 | 1.0 |
その他 | 57 | 2.2 |
ペットが盗難の被害から守ってくれないと思う理由 | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
体が小さいから | 724 | 28.3 |
家を守るよりも、ペット自身を守ってほしいから | 522 | 20.4 |
見ためが怖くないから | 486 | 19.0 |
見知らぬ人が来ても喜ぶから | 462 | 18.0 |
見知らぬ人が来ると怯えるから | 322 | 12.6 |
その他 | 109 | 4.3 |
97.8%のご家庭が室内でペットと暮らす
ペットが普段暮らしている場所は「室内」が97.8%で、ほとんどのご家庭が「番犬」ではなく、家族の一員としてペットと一緒に室内で暮らしていることがわかります。
ペットが災害から守ってくれた経験があるのは5.7%
次に、火災や地震などの災害からペットが守ってくれた経験があるかを聞いたところ、「ある」と答えた飼い主はわずか5.7%でした。
知らせてくれた、守ってくれた経験がある災害、被害では「地震」が最も多く、「不審者の侵入」や「火災」なども多く見られました。
そのほか、起床時間や出社時間、天候の変化などの回答も寄せられています。
(詳細は下表【ペットが災害等から守ってくれたエピソード】に記載)
いずれの回答も、一緒に暮らしているペットを飼い主が注意深く観察しているからこそ気付くことができるもので、飼い主の愛情が感じられる結果となりました。
【ペットが災害等から守ってくれたエピソード】
地震 | 3.11の地震が来る直前、急に隠れた。自分も猫が隠れたところにもぐった途端に揺れ出して、落下物から身を守れた。 |
---|---|
インコが地震の揺れが始まる前に、カゴの中で羽を痛めるんじゃないかと思うほどバタバタと大騒ぎをして教えてくれた。 | |
阪神淡路大震災の朝、当時飼っていたミニうさぎが大暴れした。起きてミニうさぎをダッコしてたら、大きな揺れがきた。 |
|
震度4以上の地震が来る前に家の天井を見て鳴くようになり教えてくれる。 | |
3.11地震の時は警報がなる前からあらぬ方向を見て動こうとしなかった。 | |
3.11後とても敏感になり、どんなに小さな余震でもぐらっとくる数秒前には立ち上がって教えてくれる。 | |
侵入 | いつもはグーグー寝ている愛犬が夜中2時頃、突然向かいのお宅側の窓に向かって吠え出した。ちょうど泥棒が入った時間だった。 |
不審者がドアノブに触れた時に吠えたことにより、外から「犬がいらあ~!」という声が聞こえ足早に立ち去る音がした。 | |
泥棒が入った時とにかく吠えまくった。私たちが気がつかなかったが警察の方に「しっかり仕事をしたお利口なワンちゃんですね」と言われた。 | |
火災など | 隣家が火災になった時に吠えて知らせてくれた。おかげで、早めに火災に気づき冷静に通報や避難ができた。 |
お湯をわかしっぱなしにしていたことろ、台所を見て吠えたので思い出したことが何度かある。 | |
何度か火事寸前までお鍋を焦がしてしまったことがあるが、その時はいつも吠えて教えてくれた。 | |
机の奥にあるコンセントが焼け焦げていたことを焦げているコンセントに向かって吠えて教えてくれた。 | |
家族の体調不良や ケガなど |
高熱で倒れたとき、猫が大鳴きし、犬も遠吠えをして家族に知らせてくれた。 |
父が夜中に倒れたとき、飼っていた猫たちが、異変があると起こしてくれた。 | |
母が庭で転倒して動けなかった時にいつもは吠えない子が吠えて教えてくれた。 | |
娘が階段から転げ落ちた時、火がつくように吠えて教えてくれた。 | |
お腹にあるホクロを愛犬がやたらと気にするので、病院で診てもらったら良くないホクロだったので除去した。 | |
起床時間 | 硬い牧草をポリポリ食べる音で目が覚めて、遅刻せずにすんだ。 |
目覚ましをかけ忘れた時にいつもの時間に起こしてくれたので遅刻を免れた。 | |
その他 | 長男の出社時刻になると、玄関で唸って促す。 |
庭の洗濯物が強風で干し竿から落ちると吠えて知らせてくれる。 | |
散歩の途中で動かなくなり、家に帰った。その後、大雨が降ってきた。 |
- 調査方法
- アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」契約者に対し、インターネット上でアンケートを実施
2012年11月15日~11月19日 (有効回答数 2,562)
本件に関するお問い合わせ先
アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当) 塩澤
FAX:03-6863-8257
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