夜間救急に通院した経験がある」のは全体の31.0%にあたる1,120名でした。また、「通院したいと思ったが、できなかったことがある」という声も9.6%にあたる346名から聞かれ、約4割の飼い主が、夜間にペットに対する救急対応が必要な事態を経験している事がわかりました。
救急病院を探した方法では、「普段から調べていた(27.9%)」「かかりつけの動物病院に教えてもらった(24.6%)」「インターネットで検索した(24.2%)」との回答が多く寄せられました。
救急時に困ったことでは「診療費が予想よりも高かった」が22.7%と最も多く、また「病院へ電話してもつながらなかった」「すぐに通院できる病院が見つからなかった」を合算すると28.7%となり、日ごろから緊急時に対応してくれる動物病院を確保しておくことが重要であることがわかります。
プレスリリース≪報道関係者各位≫
2012年8月30日
アニコム損害保険株式会社
夜間に通院可能な動物病院の事前確保が重要!
31.0%の飼い主が、ペットの夜間救急で通院経験あり
■通院理由は、「下痢・嘔吐27.9%」「ぐったり22.9%」「誤飲・誤食21.4%」
■夜間に通院できる病院を調べている飼い主は48.7%にとどまる
9月9日の「救急の日」にちなみ、アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長:小森 伸昭)では、ペット保険契約者に対してインターネットを通じたアンケートを実施し、「ペットの夜間救急経験」に関する調査を行いました。
夜間救急の経験があるのは31.0%
救急通院した病院を探した方法(複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
普段から調べていた | 313 | 27.9 |
かかりつけの動物病院に教えてもらった | 276 | 24.6 |
インターネットで検索した | 271 | 24.2 |
友人・知人に教えてもらった | 148 | 13.2 |
- ※ 「夜間救急の経験がある」1,120人の回答
救急通院の際に困ったこと(複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
診療費が予想よりも高かった | 333 | 22.7 |
病院へ電話してもつながらなかった | 226 | 15.4 |
すぐに通院できる病院が見つからなかった | 195 | 13.3 |
どうぶつを病院に連れていく手段がなかった | 74 | 5.0 |
どうしたらいいのかわからなかった(病院を探す手段がわからなかった) | 54 | 3.7 |
- ※ 「夜間救急の経験がある」または「通院したかったができなかったことがある」1,466人の回答
「下痢・嘔吐」「ぐったり」「誤飲」が7割を占める
救急で通院した理由では、「下痢・嘔吐」が27.9%と最も多く、「ぐったりしていた(22.9%)」「誤飲・誤食(21.4%)」と続きました。
「誤飲・誤食」は、食べてしまったものや量によって対処法が異なります。適切な処置のためにも、動物病院へ行く前に、食べたと思ったものが床に落ちていないか等を確認し、同じものがあれば実物を持参するとよいでしょう。
夜間救急に通院した理由(複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
下痢・嘔吐 | 312 | 27.9 |
ぐったりしていた | 256 | 22.9 |
誤飲・誤食 | 240 | 21.4 |
ケガ(骨折疑い含む) | 144 | 12.9 |
けいれん・発作 | 117 | 10.4 |
- ※「夜間救急の経験がある」1,120人の回答
1万円以上3万円未満が36.9%
救急で通院した際にかかった費用では、10,000円以上30,000円未満が36.9%と最も多い結果となりました。また、100,000円以上との回答も5.9%見られ、「誤飲・誤食」「胃捻転」「骨折」などで内視鏡や、CT・MRI検査、手術に至ったケースでした。
- ※「夜間救急の経験がある」1,120人の回答
夜間に通院できる病院を調べている飼い主は48.7%にとどまる
ペットの緊急時に対して、普段から備えていることでは、「かかりつけの動物病院を決めている」が83.6%と最も多く見られました。一方で、「夜間の緊急時に通院できる病院を調べている」飼い主は48.7%にとどまっており、ここでも、緊急時に対応してくれる動物病院の確保が課題であることがわかりました。
普段から備えていること(複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
かかりつけの動物病院を決めている | 3,018 | 83.6 |
保険証や予防接種証明書・検査データなどをすぐに取り出せるようにまとめている | 1,787 | 49.5 |
夜間の緊急時に通院できる病院を調べている | 1,757 | 48.7 |
普段の様子を観察し、緊急かどうか判断できるようにしている | 1,597 | 44.2 |
留守中に事故がないよう家の中を整理している | 1,202 | 33.3 |
応急処置の方法を勉強している | 322 | 8.9 |
- 調査方法
- アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」契約者に対し、インターネット上でアンケートを実施
- 実施期間
- 2012年8月17日~8月22日 (有効回答数3,610)
本件に関するお問い合わせ先
アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当) 塩澤
FAX:03-6863-8257
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