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プレスリリース≪報道関係者各位≫

2012年6月21日

アニコム損害保険株式会社

夏場は、ペットの迷子に要注意

■犬:雷や花火の音に驚いて逃げてしまう
■猫:網戸や窓から逃げてしまう
■首輪やリードも定期的に点検を

 アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長 小森伸昭)では、2010年4月1日から2012年3月31日までの間に、当社の迷子捜索サポートサービス(※)に寄せられた捜索依頼の情報を基に、ペットの迷子に関する調査、集計を行いました。

 ※迷子捜索サポートサービスとは
 アニコム損保に契約しているどうぶつが迷子になった場合、捜索のためのアドバイスや、迷子捜索サポートマップへの掲載、迷子発生地域の迷子捜索隊への「迷子捜索依頼」のメール配信等で、迷子捜索のお手伝いをするサービスです。

猫の迷子は、犬の5倍の発生確率

 どうぶつ種別の発生件数は、犬が111件で猫が59件でした。これは、アニコム損保に契約している犬の迷子が、10,000頭に約3頭の割合で発生しているのに対し、猫の迷子は10,000頭に約16頭となり、猫の迷子が犬の約5倍以上と数多く発生していることがわかります。
 また、迷子のうち62.5%が、無事飼い主の元に戻っている一方で、交通事故で死亡している状態で発見されたという痛ましい報告も2.3%ありました。

迷子発生後の状況

どうぶつ種別 発生件数
どうぶつ種 件数(件)
111
59
フェレット 2
うさぎ 1
1
不明 2
176

6~9月に増加傾向

 月別に発生件数を集計したところ、8月、9月は多く発生していることがわかりました。犬の場合は、「雷の音に驚いて逃げてしまった」「花火大会の花火の音に驚いて逃げてしまった」など大きな音に驚いて迷子になってしまったという事例が多く見られました。今年は、例年よりも雷が多く発生しているので、十分な注意が必要です。
 猫の場合は、窓や網戸を自分で開けて逃げてしまったというケースが見られます。窓にはカギをかける、網戸ストッパーを利用するなどの対策を行うと安心です。

月別迷子発生件数

犬は散歩中、猫は玄関のドア

 季節を問わずに、犬の迷子で多く見られた事例は、「散歩中に逃げてしまった」「庭に繋いでいたら逃げてしまった」でした。首輪やリードが切れてしまったり、留め金が外れてしまったことなどが原因であることも多く、定期的にリードや首輪が傷んでいないか、留め金はきちんと留まるかなどを確認するようにしましょう。

犬の事例 件数(件)
散歩中に逃げてしまった 23
庭に繋いでいたら逃げてしまった 17
玄関のドアが開いていて、出ていってしまった 15
花火大会で花火の音に驚き逃げてしまった 4
窓が開いていて、出て行ってしまった 4
買い物中、外につないでいたらいなくなった 3
雷の音に驚いて逃げていってしまった 3
自宅で盗難にあった 3

 猫の場合には、玄関や窓の隙間から出ていってしまった事例が多く見られました。飼い主が玄関を出入りする際にすり抜けてしまわないよう、十分に注意しましょう。

猫の事例 件数(件)
玄関のドアが開いた瞬間に出ていってしまった 11
窓の隙間から出て行ってしまった 9
いつも戻ってくるのに戻ってこない 7
動物病院に行く(帰る)途中に逃げてしまった 3
調査方法
2010年4月1日から2012年3月31日までの間にアニコム損保の「迷子捜索サポートサービス」に寄せられた捜索依頼の情報を集計
(対象件数 176件)

本件に関するお問い合わせ先

アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当)  塩澤
FAX:03-6863-8257

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