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プレスリリース≪報道関係者各位≫

2012年1月24日

アニコム損害保険株式会社

毎年恒例! ペットにかける年間支出調査
犬の病気やケガの治療費が前年比131%、猫も110%と増加

■ペットの高齢化や、震災のストレスの影響等により診療費が増加
■節電対策として、夏場のクールマットや防寒のための洋服など、日用品出費が増加
■「フード・おやつ」は手作り食やダイエットで減少傾向

 アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長:小森伸昭)では、契約者に対してインターネット上で、2011年の1年間にペットにかけた費用(年間支出)に関する調査を行いました。

ペットにかける年間支出は横ばい

 2011年の1年間にペットにかけた費用は、犬が前年比102.6%、猫113.4%となり、若干の増加傾向が見られました。

どうぶつ種別 1年間にかけた費用

項目(円)
2010年 2011年 前年比(%) 2010年 2011年 前年比(%)
病気やケガの治療費 47,743 62,872 131.7 45,216 49,846 110.2
フード・おやつ 49,585 44,061 88.9 36,893 36,258 98.3
しつけ・トレーニング料 56,478 38,563 68.3 - - -
ペット保険料 31,765 33,722 106.2 24,236 28,240 116.5
シャンプー・カット・トリミング料 34,301 32,724 95.4 6,181 6,429 104.0
ワクチン・健康診断等の予防費 26,522 26,070 98.3 12,664 12,010 94.8
ペットホテル・ペットシッター 22,736 20,886 91.9 13,464 18,292 135.9
防災用品 - 18,642 - - 6,000 -
日用品 17,183 17,393 101.2 17,362 20,316 117.0
洋服 14,670 15,337 104.5 4,011 4,057 101.1
ドッグランなど遊べる施設 9,176 8,327 90.7 - - -
首輪・リード 7,441 7,270 97.7 2,847 3,287 115.5
合計(円) 317,600 325,867 102.6 162,874 184,735 113.4
回答数 2,569 2,076 - 388 357 -
どうぶつの平均年齢 4.3 4.3 - 4.8 4.7 -
項目(円) うさぎ フェレット
2011年 2011年 2011年
病気やケガの治療費 46,782 107,771 22,500
フード・おやつ 38,101 32,610 20,857
しつけ・トレーニング料 - - -
ペット保険料 32,175 32,640 22,000
シャンプー・カット・トリミング料 4,753 3,194 -
ワクチン・健康診断等の予防費 6,324 20,738 12,000
ペットホテル・ペットシッター 9,722 10,633 -
防災用品 6,875 7,049 2,000
日用品 14,559 20,957 4,571
洋服 3,417 2,050 -
ドッグランなど遊べる施設 - - -
首輪・リード 1,733 2,483 -
合計(円) 164,441 240,125 83,928

調査方法
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対し、2011年1月1日~12月31日の1年間に、ペット1頭(羽)へ支出した費用について、インターネット上でアンケートを実施。
実施期間
2011年分調査:2012年1月10日~1月15日(有効回答数 2,530)
2010年分調査:2011年2月3日~2月8日(有効回答数 3,085)

「病気やケガの治療費」 ~ペットの高齢化を反映~

 犬の費用項目で、最も増加が見られたのは、「病気やケガの治療費」(対前年131.7%)でした。
 「高齢になり通院が増えたため」「心臓病や腫瘍(高齢に伴って発症する病気)になったため」といった理由のほか、「震災のストレスで皮膚やお腹が敏感になった」などのコメントが寄せられました。猫の場合も治療費が対前年110.2%と増加していて、年齢を理由に挙げる方が多く見られ、ペットの高齢化を反映する項目となりました。

「日用品」「洋服」 ~節電対策で増加傾向~

 「日用品」「洋服」にかける費用も犬猫ともに増加しています。「節電対策でクールマットやベッドを購入した」「寒さ対策で洋服を購入した」とのコメントが寄せられ、2011年の世相を反映する結果となりました。
 また、「日用品」では「介護用のおむつで支出が増加した」とのコメントも見られ、ペットの長寿化に伴い費用が増加する項目とも言えるようです。

「フード・おやつ」 ~手作り食やダイエットで減少傾向~

 「フード・おやつ」にかける費用は、犬猫ともに減少傾向が見られました。「手作り食にしたのでフードを購入しなくなった」「ダイエットしているのでおやつの量を減らした」とのコメントが多く、いずれのコメントからもペットの健康を気遣う飼い主の様子がうかがえます。

「防災用品」 ~東日本大震災の影響~

 東日本大震災の影響で防災用品を購入したという方も多く、費用の平均は、犬で18,642円、猫で6,000円でした。ペット用の避難袋、キャリーケース、簡易トイレ、備蓄用フード、家具の固定、サークルの補強などに費用を使ったというコメントが寄せられています。
 また、犬の「ペットホテル・ペットシッター」の費用が減少した理由として「震災の後、遠出をしなくなった」「震災の影響で一緒に出かけるようになった」「家族のだれかが自宅に残るようになった」というコメントが寄せられていて、東日本大震災がペットと飼い主の生活に影響を与えていることがわかります。

本件に関するお問い合わせ先

アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当)  塩澤
FAX:03-6863-8257

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