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プレスリリース≪報道関係者各位≫

2011年3月9日

アニコム損害保険株式会社

ペットの健康を大切に考える飼い主の姿が明らかに
ペットにかける年間支出調査

■ 「日用品」「予防」~ペットの長寿化を反映して増加~
■ 「フード・おやつ」~割高でも品質で選ぶ~
■ 「シャンプー・トリミング」~皮膚の健康を考えて~

 アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長:小森伸昭)では、契約者に対してインターネット上で、2010年の1年間にペットにかけた費用(年間支出)に関する調査を行いました。

ペットにかける年間支出は横ばい

 2010年の1年間にペットにかけた費用は、犬が前年比101.1%、猫99.0%となり、ほぼ横ばいとなりました。

どうぶつ種別 1年間にかけた費用

項目(円)
2009年(*) 2010年 前年比(%) 2009年(*) 2010年 前年比(%)
しつけ・トレーニング料 59,569 56,478 94.8 - - -
フード・おやつ 45,844 49,585 108.2 34,310 36,893 107.5
病気やケガの治療費 51,318 47,743 93.0 35,442 45,216 127.6
シャンプー・カット・トリミング料 32,547 34,301 105.4 11,673 6,181 53.0
ペット保険料 31,293 31,765 101.5 27,006 24,236 89.7
ワクチン・健康診断等の予防費 25,287 26,522 104.9 12,023 12,664 105.3
ペットホテル・ペットシッター 25,627 22,736 88.7 20,762 13,464 64.9
日用品 14,483 17,183 118.6 13,859 17,362 125.3
洋服 13,364 14,670 109.8 6,581 4,011 60.9
ドッグランなど遊べる施設 7,904 9,176 116.1 - - -
首輪・リード 6,867 7,441 108.4 2,806 2,847 101.5
合計(円) 314,103 317,600 101.1 164,462 162,874 99.0
項目(円) うさぎ フェレット
2010年 2010年 2010年
しつけ・トレーニング料 - - -
フード・おやつ 36,508 20,668 15,091
病気やケガの治療費 24,199 50,026 36,625
シャンプー・カット・トリミング料 4,543 5,194 -
ペット保険料 27,229 35,084 24,729
ワクチン・健康診断等の予防費 9,641 16,610 27,333
ペットホテル・ペットシッター 33,214 18,725 -
日用品 15,917 15,537 11,800
洋服 3,311 4,233 -
ドッグランなど遊べる施設 - - -
首輪・リード 2,939 2,444 -
合計(円) 157,501 168,521 115,578
  • (*)    今回から集計方法の変更を行ったため、2010年2月12日に発信した昨年の同調査リリースの数字と異なります。

「日用品」「予防費」 ~ペットの長寿化を反映~

 犬の費用項目で、最も増加が見られたのは、トイレシーツなどの「日用品」(対前年118.6%)でした。
 「日用品」費用が最もかかるのは、いろいろ揃える必要がある飼育初期の頃ですが、飼い主からは、「高齢になりトイレの失敗が増え、トイレシートの購入が増えた」「サークルの中全体にトイレシーツを敷くようにしている」など「高齢化(介護)で日用品の支出が増加した」とのコメントが寄せられています。
 また、「ワクチン・健康診断等の予防費」についても対前年104.9%と増加しており、「高齢になったので頻繁に健康診断に行くようにした」とのコメントが多く見られました。「日用品」「予防」費用は、ペットの長寿化にともない増加する項目と言えるようです。
 なお、猫でも「日用品」費用が対前年125.3%と増加していますが、飼い主からは「凝った玩具を買うようになったから」という微笑ましいコメントが特に多く寄せられています。

「フード・おやつ」 ~割高でも、ペットの健康を考えたフードを選ぶ傾向に~

 「フード・おやつ」にかける費用も対前年108.2%と増加しています。飼い主からは、「割高でも、体にいいものを選ぶようにした」といったペットの健康を重視してフードの品質を選ぶようになったとのコメントや、「肥満気味と言われたのでダイエット用フード」「アレルギーになってしまったのでアレルギー専用フード」といった、ペットの症状に合った専用フードを与えているとのコメントが多く寄せられました。
 また、「飽きやすいので、フードの種類をあれこれ変えるようになった」「手作りでないと食べなくなった」といったコメントもみられ、ペットの嗜好に合わせるために悪戦苦闘し、費用も惜しまない飼い主の姿がうかがえます。

「シャンプー・カット・トリミング料」 ~皮膚の健康を考えて~

 「シャンプー・カット・トリミング料」(対前年105.4%)の増加については、大きく2通りのコメントが見られました。1つは「皮膚を清潔に保つため、シャンプーの回数を増やしたから」というもの、もう1つは「トリミングサロンでオプションコースを選ぶようになったから」というものでした。特に、皮膚病に良いとされるマイクロバブルバス(シャンプーを使用せず、極小の泡で皮膚を洗浄する方法)を選択している方が多く見られました。「お洒落のため」だけでなく、愛犬の皮膚の健康を考え、シャンプー・トリミングに費用をかける飼い主が多いことがわかりました。

医療費の年間平均は5万円弱 ~飼い主の努力の賜物か、犬の医療費は減少~

 ペットの年間医療費は、犬で約4万8千円、猫で約4万5千円と、ともに5万円弱の費用がかかっています。ペットを飼ううえで最も費用のかかる項目と言っても差し支えありませんが、犬の医療費については前年より減少が見られました。「手作りの食事に変えたら、アレルギーが治った」「トリミングの回数を増やしたら、皮膚病が治った」等、ほかの項目に費用をかけた結果、愛犬が健康になり、治療費が減少したというコメントが寄せられています。

 今回の調査では、ペットの健康を大切に考え、費用をかけるべき項目には出費を惜しまない飼い主の姿が垣間見られる結果となりました。


調査方法
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対し、2010年1月1日~12月31日の1年間に、ペット1頭(羽)へ支出した費用について、インターネット上でアンケートを実施。
実施期間
2010年分調査:2011年2月3日 ~2月8日(有効回答数 3,085)
2009年分調査:2010年1月29日~2月7日(有効回答数 2,498)

本件に関するお問い合わせ先

アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当)  塩澤 / 牛山
FAX:03-6863-8257

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