プレスリリース≪報道関係者各位≫
2010年9月8日
アニコム損害保険株式会社
~9月9日は「救急の日」~ ペットの救急経験に関するアンケート調査を実施
ペットの救急(時間外・夜間)通院、34.2%が経験あり
- 通院理由は、「急な嘔吐や下痢35.4%」「異物誤飲・誤食21.0%」
- 緊急時に困った事は「病院が見つからない・連絡がとれない36.0%」
9月9日の「救急の日」にちなみ、アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長:小森 伸昭)では、ペット保険契約者に対してインターネットを通じたアンケートを実施し、「ペットの救急経験」に関する調査を行いました。
救急通院の経験があるのは34.2%
「救急施設や時間外(夜間)に通院したことがある」のは全体の34.2%にあたる796名でした。また、「救急施設や時間外(夜間)に通院したかったが、通院できなかったことがある」という声も6.1%にあたる142名から聞かれ、約4割の飼い主が、ペットに対する救急対応が必要な事態を経験している事がわかりました。
救急時に困ったことでは「診療費が高かった」が30.6%と最も多かったものの、「病院へ電話してもつながらなかった」「すぐに通院できる病院が見つからなかった」を合算すると36.0%となり、日ごろから緊急時に対応してくれる動物病院の確保が大切であることがわかります。
救急時に困ったこと(複数回答) |
人数(人) |
割合(%) |
診療費が高かった |
287 |
30.6 |
病院へ電話してもつながらなかった |
182 |
19.4 |
すぐに通院できる病院が見つからなかった |
156 |
16.6 |
どうしたらいいのかわからなかった |
60 |
6.4 |
ペットを病院に連れて行く手段がなかった |
56 |
6.0 |
特に困っていない |
265 |
28.3 |
その他 |
141 |
15.0 |
- ※ 「救急施設や時間外(夜間)に通院したことがある」または、「救急施設や時間外(夜間)に通院したかったが、通院できなかったことがある」938人の回答。
嘔吐・下痢での通院が35.4%
救急で通院した理由では、「嘔吐・下痢」が35.4%と最も多く、「異物誤飲・誤食(21.0%)」、「ぐったりしていた(18.7%)」が続きました。
救急の理由(複数回答) |
人数(人) |
割合(%) |
嘔吐・下痢 |
332 |
35.4 |
異物誤飲・誤食 |
197 |
21.0 |
ぐったりしていた |
175 |
18.7 |
けが |
165 |
17.6 |
足を引きずる・痛がる |
142 |
15.1 |
けいれん・発作 |
94 |
10.0 |
交通事故 |
23 |
2.5 |
その他 |
177 |
18.9 |
- ※ 「救急施設や時間外(夜間)に通院したことがある」または、「救急施設や時間外(夜間)に通院したかったが、通院できなかったことがある」938人の回答。
緊急通院の平均費用は29,312円
救急で通院した際の費用の平均は29,312円となり、10万円以上費用がかかったという回答も5.5%見られました。
救急費用 |
人数(人) |
割合(%) |
0-999円 |
38 |
4.8 |
1,000-4,999円 |
61 |
7.7 |
5,000-9,999円 |
133 |
16.7 |
10,000-49,999円 |
413 |
51.9 |
50,000-99,999円 |
57 |
7.1 |
100,000-499,999円 |
43 |
5.4 |
500,000円以上 |
1 |
0.1 |
不明 |
50 |
6.3 |
- ※ 「救急施設や時間外(夜間)に通院したことがある」796人の回答。
異物の誤飲・誤食は身近な危険
通院理由で2番目に多かった「異物誤飲・誤食」について、誤飲・誤食したものを聞いたところ、「人間の食べ物」(内訳:チョコレート(13名)、焼き鳥・焼き鳥のくし(4名)、鳥の骨(4名)、魚の骨(3名)など)が最も多く、「人間の日用品」(内訳:靴下(3名)、消しゴム、ビニール、釣り針、ひも(各2名)など)、「人間の薬」と続き、いずれも飼い主が注意して管理すべきものであることがわかりました。
「ペットを飼うようになって、家の内外の整理整頓を心がけるようになった」という声に代表されるように、誤飲・誤食は、飼い主が注意をすれば防ぐことが可能です。
誤飲・誤食したもの(複数回答) |
人数(人) |
割合(%) |
人間の食べ物 |
52 |
26.4 |
人間の日用品 |
50 |
25.4 |
人間の薬 |
21 |
10.7 |
薬剤(洗剤・農薬など) |
19 |
9.6 |
犬用おもちゃ |
15 |
7.6 |
犬の食べ物 |
11 |
5.6 |
たばこ |
3 |
1.5 |
その他 |
29 |
14.7 |
救急の日をきっかけに、緊急対応してもらえる動物病院の確保と、ペットの生活環境について、見直してみてはいかがでしょうか。
- 調査方法
- アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」契約者に対し、インターネット上でアンケートを実施
- 実施期間
- 2010年8月5日~8月9日 (有効回答数 2,328)
本件に関するお問い合わせ先
アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当) 塩澤 / 牛山
FAX:03-6863-8257