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プレスリリース≪報道関係者各位≫

2010年8月31日

アニコム損害保険株式会社

ペットのための災害対策、 「意識と対策」に大きな乖離

  • 「ワクチン接種、ノミ・ダニ予防」など、災害対策をしているが87.6%
  • 一方で、非常食の準備39.4%、避難場所の確認は12.0%の実施にとどまる

 9月1日の「防災の日」にちなみ、アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長:小森 伸昭)では、ペット保険契約者に対してインターネットを通じたアンケートを実施し、「ペットのための災害対策」に関する調査を行いました。

災害対策を行っている家庭は87.6%

 ペットに対する災害対策をしているか聞いたところ、何らかの「対策をしている」と回答した飼い主は87.6%となりました。

 具体的に行っていることでは、避難所で集団生活を強いられた場合にペット間の感染を防ぐために重要な「ワクチン接種、ノミ・ダニ予防を行っている」が最も多く、災害に対する意識のみならず、普段からの病気予防への意識の高さもうかがえます。

 その一方で、万が一、飼い主とペットが離ればなれになってしまった際、再会の手がかりとなる「鑑札・迷子札を装着している」は37.3%、「マイクロチップを装着している」は20.6%に止まりました。

 また、「避難場所、避難経路の確認をしている」は12.0%、「一緒に避難訓練をしている」はわずか1.2%となり、具体的に災害時の対応を準備している飼い主は少ない状況でありました。

ペットのための災害対策として行っていること(複数回答) 人数(人) 割合(%)
ワクチン接種、ノミ・ダニ予防を行っている 2,041 87.6
ケージに入る・吠えないなど他人に迷惑をかけないようしつけている 872 37.4
鑑札・迷子札を装着している 870 37.3
マイクロチップを装着している 479 20.6
預かってくれる場所(友人・知人など)を確保している 397 17.0
避難場所、避難経路の確認をしている 280 12.0
一緒に避難訓練をしている 27 1.2

ペット用の非常食を備えているのは39.4%

 ペットのために、日頃から準備をしているものを聞いたところ、「ケージ、リード、ハーネスなどの係留グッズ」47.2%、「ペット用の飲み水・フード」39.4%、「トイレ用品」35.8%となりました。これらはペットと一緒に避難生活をする上では必ず必要になるため、最低限のペット用避難用品として、日頃から準備しておきたいものです。一方で、「特に何も準備していない」と回答した飼い主が、ほぼ同数の約40%となりました。

ペットのために準備しているもの(複数回答) 人数(人) 割合(%)
ケージ、リード、ハーネスなどの係留グッズ 1,099 47.2
ペット用の飲み水・フード 917 39.4
トイレ用品 833 35.8
ペットの写真 458 19.7
常備薬 230 9.9
健康状態や性格などを書いた飼育メモ 165 7.1
特に何も準備していない 910 39.1

 以上の結果から、実際に災害が起こった場合を想定したペットのための災害対策は、早急に飼い主が取組むべき大きな課題であることがあきらかになりました。

調査方法
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」契約者に対し、インターネット上でアンケートを実施
実施期間
2010年8月5日~8月9日 (有効回答数 2,328)

本件に関するお問い合わせ先

アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当)  塩澤 / 牛山
FAX:03-6863-8257

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