ペットに対する災害対策をしているか聞いたところ、何らかの「対策をしている」と回答した飼い主は87.6%となりました。
具体的に行っていることでは、避難所で集団生活を強いられた場合にペット間の感染を防ぐために重要な「ワクチン接種、ノミ・ダニ予防を行っている」が最も多く、災害に対する意識のみならず、普段からの病気予防への意識の高さもうかがえます。
その一方で、万が一、飼い主とペットが離ればなれになってしまった際、再会の手がかりとなる「鑑札・迷子札を装着している」は37.3%、「マイクロチップを装着している」は20.6%に止まりました。
また、「避難場所、避難経路の確認をしている」は12.0%、「一緒に避難訓練をしている」はわずか1.2%となり、具体的に災害時の対応を準備している飼い主は少ない状況でありました。