概要
Overview髄膜脳脊髄炎とは、脳や脊髄を覆う髄膜に炎症が起こる病気です。
ウイルスや細菌、寄生虫などが原因となる感染性と、非感染性に分かれ、犬では非感染性が多いです。
非感染性の中でも、症状や進行具合、検査により、以下のように分類分けされています。
・肉芽腫性髄膜脳脊髄炎(GME)
・壊死性脳炎(NME )
・パグ脳炎(壊死性白質脳炎)(NLE)
・好酸球性脳脊髄炎(EosME)
・ステロイド反応性髄膜炎動脈炎(SRMA)
・特発性脳炎
発症しやすい品種は分類分けにより異なったり、全品種に起こりえますが、共通として、若齢に好発しやすい傾向にあります。
※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。
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原因
非感染性髄膜脳脊髄炎は、免疫の異常から発症すると推測されていますが、正確な原因は不明です。
症状
分類分けにより、症状の進行具合は異なりますが、多くは、発作、失明、捻転斜頸(首が左右どちらかの方向に傾く)、旋回(ぐるぐると回ること)、運動失調、首の痛みなど、さまざまな神経症状が現れます。
治療
ステロイドなどの免疫抑制剤が使用されます。
完治することもありますが、多くは生涯に渡り治療が続いたり、再発します。
免疫抑制剤は副作用も多いため、注意が必要になります。
状況に応じで、再生医療を行う場合もあります。
予防
原因がはっきりしていない病気であるため、予防はできません。
急速に悪化する場合もありますので、発作などの症状が見られた場合には、早めに動物病院での診察を受けましょう。
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ステロイド剤、抗生剤、1ヶ月飲んで、室内、フロアでの動作や歩きは普通に戻りました。
ただ朝の散歩ではまだナックリングして前両足先が地面に擦れて、毎日軽い出血します。
洗ったら直ぐに止まるので、そんなに酷く擦れてはいないみたい。
元に戻るのはもう少し時間が掛かりそうです。
先週末㈯何時もの朝の散歩楽しんで、帰り道辺りで少し歩様が悪くフラフラしてるな?と思った。朝ご飯も下向いたままで様子がおかしい?と思って、これは以前発症下ヘルニアだと確信して夕方病院に行ったら、歩様悪いのはヘルニアで無くて脳炎だろうと言う事で、抗生剤、ステロイド、神経改善サプリ、出して貰って今朝で1日半過ぎた。
前足不自由で治るのか心配、誰が助言してください。
6歳になったばかりで脳炎になりました。
最初は歩くことすらできなくてひたすら寝ているばかりでした。
ご飯は食べてくれてました。
ステロイド治療をして2週間が経ちますが走れるまでに回復しました。
効果が出るまでに1週間くらいかかったのでしばらくは様子見しかないと思います。
今不安だと思いますがきっと良くなりますように願ってます。