
「この治療でいいのかな?」「これ以外に治療法はないのかな?」飼い主であれば、わが子には最善の治療を選択したいと考えるもの。そうは言っても、治療の流れや方法がよくわからないこともあるのではないでしょうか。そんなとき、治療の選択肢や流れをわかりやすく理解するのに役立つ「診療フローチャート」をご紹介します。
わが子の病気を、誰よりも正しく理解したいという方へ
わが子が病気になったらどうしていますか? かかりつけ医の判断や治療に任せている方も多いのではないでしょうか。もちろん、信頼できる先生にわが子を任せるというのはとても大事なことです。ただ、わが子のことを一番に想う飼い主としては、一般的な診療の流れや選択肢などもきちんと理解しておきたいという方も多いのではないでしょうか。そんなときに役立つ、アニコム獣医師監修の「診療フローチャート」をご紹介します。
「診療フローチャート」とは?
「診断フローチャート」とは、どうぶつさんの症状から病名を診断するために必要な検査項目と、その検査結果に基づいた治療法を図示したものです。この症状ならこの検査を、検査結果に応じて、診療内容はこれ、などの一連の流れをわかりやすく解説しています。
「診療フローチャート」の探し方
例えば、犬の「外耳炎」のフローチャートを探してみましょう。
①TOP画面の[かんたんサーチ]に「外耳炎」と入力し、検索します。

②「外耳炎<犬>」の箇所をクリックします。

③フローチャートを確認することができます。

多くのどうぶつさんに発症する「外耳炎」。外耳炎の診断・治療にあたっては、さまざまな症状や検査の結果に応じて、こんなにもチャートが分岐していきます。
主訴とはわが子の症状のことで、動物病院に通院するきっかけです。症状に応じて検査を行い、検査結果からさらに診断方法が分かれていきます。最後の緑色に色付けされた四角が治療法です。
フローチャートを載せている代表的な病気一覧
■犬
■猫
■うさぎ
■フェレット
・白内障
わが子・飼い主・獣医師の、“三人四脚”で治療を

わが子の一番そばにいるのは飼い主です。わが子を一番知っている、理解している飼い主だからこそ、飼い主も一定程度の知識をもつのは大切なことです。獣医師とわが子と3人で最適な治療を選択していくためにも、もしものときには『みんなのどうぶつ病気大百科』の「診療フローチャート」をご活用ください。
また、今後「診断フローチャート」は掲載する病気を増やすとともに、最新の診療内容に更新していきたいと考えています。更なる改善に向けて、皆様からのご意見をお寄せいただければ幸いです。
※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。
お近くの動物病院をお探しの方はこちらアニコム損保動物病院検索サイト
みなさんからのコメント
Comment