栄養性脚弱症 <鳥>

概要

Overview

多くの場合、栄養面で不足があったり、不適切である差し餌を与えられた生後2ヵ月前後の幼鳥に見られる病気です。脚のふらつきや、脚を引きずるような跛行(はこう)の症状が起こります。

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

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原因

雛の差し餌の栄養不足が原因で起こります。差し餌としてムキアワとムキ餌の混合餌および市販のアワ玉を与えている場合に多く見られるようです。これらの差し餌を湯や水にふやかす時間が長すぎて変質してしまったものを与えていたり、水分の多過ぎる差し餌を与えていたり、あるいは1ヵ月以上差し餌を続けていたりすることが原因として考えられています。
また、内部寄生虫や消化管内真菌症が原因で消化不全をおこし、その結果、栄養不良を起こすことで発症することもあります。

症状

脚に力がはいらないという症状がみられ、軽い外力が加わっただけで跛行が始まり、時間の経過とともに両足に運動障害が見られるようになります。脚が上手く使えないため、自然に翼を使って移動しようとするので、この結果、翼を傷めてしまうことも多いようです。

治療

一般的には、与えている食餌内容を正しい与え方に正すとともに、ビタミン剤やカルシウム剤などの補給を行ないます。

予防

栄養バランスの良い差し餌の給餌が大切です。また、差し餌から成鳥用の餌へ切り替えも、無理の無い範囲で早めに行うことが必要です。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
通院1回あたりの平均単価
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みなさんからのコメント

Comment
シュガー
2026-08-30 17:50:30
夜中にケージの中で飛び跳ね、朝様子を見に行くとひっくり返って起きれなくなりました。それから横たわったままでエサも水も飲まなくなり、衰弱してしまい病院に連れて行きレントゲン撮ってもらうと骨折なし、カルシウムが不足してるのでビタミン、カルシウムを注射してもらいました。それでも歩くことができないので家では、栄養剤とカルシウムのエサをあげてますが歩けるようになるのでしょうか?
アニコム獣医師
2026-09-01 09:38:50
>シュガー様
カルシウム不足が主な原因の場合、神経や骨に不可逆的な障害がなければ、適切な栄養管理により、歩行機能が改善する可能性はあります。ただし、重度のカルシウム不足や骨の変形などがある場合は、改善に時間がかかったり、完全な回復が難しいこともあります。また、症状が続く場合には、神経や内臓の疾患など、他の疾患が隠れている可能性もあるため、お早めに再度、主治医へご相談いただくことをお勧めします。
シュガー
2026-09-01 13:19:12

カルシウム補充でネクトンや、カルビタバードをこまめにあげています。今朝、脚の色が薄いベージュから黄色になり、ちょっと太くなってきました。このまま続け、変化がなければ早めに病院に連れて行きます。アドバイスありがとうございました。
ひな
2025-08-02 13:26:30
つばめのヒナを保護しています。
足がフラフラとしていて、ビタミン剤(ネクトン)とボレー粉を買ったのですが、それとミルワームと混ぜて離乳食のようにあげたら、足のふらふらは治りますか?
アニコム獣医師
2025-08-05 12:18:33
>ひな様
野鳥の保護や飼育は法律で禁止されているため、自治体へご相談いただくことが適切です。一時的に保護する場合も、自力採食できれば、元の場所へ戻すことが原則です。なお、ふらつきには様々な原因がございますが、栄養失調や筋力不足によるものの場合は、適切な食事で改善することもあります。ミルワームのみでは栄養が偏るため、昆虫やゆで卵の黄身等にビタミンやカルシウムを加えたバランスの良い食事が望まれます。

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