栄養性脚弱症 <鳥>

概要

Overview

多くの場合、栄養面で不足があったり、不適切である差し餌を与えられた生後2ヵ月前後の幼鳥に見られる病気です。脚のふらつきや、脚を引きずるような跛行(はこう)の症状が起こります。

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

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原因

雛の差し餌の栄養不足が原因で起こります。差し餌としてムキアワとムキ餌の混合餌および市販のアワ玉を与えている場合に多く見られるようです。これらの差し餌を湯や水にふやかす時間が長すぎて変質してしまったものを与えていたり、水分の多過ぎる差し餌を与えていたり、あるいは1ヵ月以上差し餌を続けていたりすることが原因として考えられています。
また、内部寄生虫や消化管内真菌症が原因で消化不全をおこし、その結果、栄養不良を起こすことで発症することもあります。

症状

脚に力がはいらないという症状がみられ、軽い外力が加わっただけで跛行が始まり、時間の経過とともに両足に運動障害が見られるようになります。脚が上手く使えないため、自然に翼を使って移動しようとするので、この結果、翼を傷めてしまうことも多いようです。

治療

一般的には、与えている食餌内容を正しい与え方に正すとともに、ビタミン剤やカルシウム剤などの補給を行ないます。

予防

栄養バランスの良い差し餌の給餌が大切です。また、差し餌から成鳥用の餌へ切り替えも、無理の無い範囲で早めに行うことが必要です。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
通院1回あたりの平均単価
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みなさんからのコメント

Comment
ぽすと
2021-06-10 16:49:15
返信ありがとうございます。ペット専門店で飲み水に混ぜるタイプのビタミン剤を購入し、落ちても怪我をしないように小屋の高さを改造して低くして様子を見てみたところ、だいぶ回復してきました。回復が早く、今はほとんど普通に歩けています。ありがとうございました。
アニコム獣医師
2021-06-08 10:21:30
>ぽすと様
一般的に、ムキエサや粟玉を主食として与えると、配合の殻付き餌に比べて栄養バランスを整えることが難しいとされます。また、副菜としての新鮮な野菜は良いビタミン源となりますが、野菜のみで摂取できないビタミンも多いため、ビタミン不足を疑う場合には特に、ビタミン剤の併用も検討されることが多いかと思われます。現在のご様子についても、再度かかりつけの先生にもご相談いただけたらと思います。
ぽすと
2021-06-03 19:37:40
生後二ヶ月の文鳥です。先週突然左足が立たなくなり、ずっと浮かせていたため病院に行きました。ビタミン等の栄養不足だろうという事で、しばらく小さめのケースで様子を見るよう言われました。四日後には左は治ったのですが、今度は左の症状とは違って右足に麻痺があるような、うまく動かせないような様子です。粟玉のほかに果物や野菜はあげていますが、他にどうしたら良いのでしょうか。他の病気は考えられますか?
アニコム獣医師
2021-03-11 11:23:06
>桜樹&桜良様
一般的に、雛の両足が開く、起立時にうまくバランスがとれない等のご様子は、脚弱症や栄養不良、筋骨格系疾患等でもみられます。原因に応じた治療が必要となるため、一度病院で診ていただくことをお勧めいたします。
桜樹&桜良
2021-03-08 21:45:18
生後2か月の家に来て間もない桜文鳥の雛を飼っています。
その子は両足が開いており、止まり木や私の手に止まる際も滑ってうまくバランスがとれないようです。
参考までにショップでの様子として、小さな飼育ケースに2羽まとめて飼育されている状態でした。飼育ケースの中に止まり木はありましたが2羽とも乗れるスペースはなく、その子がが床にベタッと寝そべっている状態でした。
この場合、脚弱症でしょうか?

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