アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。
保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。
3ヵ月程前から血尿があり検査したところ、膀胱に2cmの腫瘍が見つかりました。カテーテル吸引の病理検査で、移行上皮がんの疑いが強いと言われましたが、BRAF遺伝子検査は陰性でした。あくまで疑いで確定診断ではないのですが、はっきりと調べる方法はないのでしょうか?とても元気なので逆に見ていて辛いです。
腫瘍の種類を確定するには、腫瘍を摘出し、組織の全体または一部を病理検査を行う必要があります。また、カテーテル検査では採取した一部の細胞しか確認出来ないため、病理検査の確定診断が得られないこともありますし、BRAF遺伝子検査で変異が検出されないタイプの腫瘍もあります。なお、腫瘍の摘出手術は全身麻酔下で行うため、今後の治療の進め方についてはかかかりつけの先生とご相談お願いします。
治療法の決定にあたっては、期待できる効果も重要ですが、それぞれの治療において予想されるデメリットや起こりうる合併症、その後の自宅管理についてまで考えておくことも重要です。たとえば、膀胱全摘出術を実施した場合、その後は尿を貯めることができず常にオムツが必要な生活となります。そのため、不安な点についてドクターと十分に相談する、ということも大切なポイントです。
遺伝子検査の結果、癌の可能性は低いとのことで安堵しています。病理検査はしていません。尿精密検査で、細菌も見られないとのこと。
9月のエコー検査では、8月より腫瘍が小さくなっていました(エコーの角度によるかもしれないですが…)。飼い主としてはこのまま温存でもいいのかと思いつつ、腫瘍をとった方が安心なのかと思いつつ悩ましいところです。