アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。
保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。
体重は5.8kg
脂質代謝異常と言われ、薬を服用していますが、
別の病院では、治療は必要なし、とも言われました。
どちらが正しい判断でしょうか。
血中の総コレステロールや中性脂肪が高値の場合は脂質異常症(高脂血症)が疑われます。脂質異常症には原発性と続発性があり、健康な子でも食事の影響により脂質が上昇するため、より正確に評価するために絶食のうえ、空腹時の数値を調べることが多いです。ネコちゃんの食事の種類や症状の有無、検査条件などによっても評価が異なるため、今後の方針についてはかかりつけとご相談いただくことをお勧めします。
猫ちゃんの総コレステロールの正常値は検査機械によって多少異なりますが、90〜 200mg/dlとされています。そのため、93mg/dlでしたら、再検査の必要性は低いかと思われます。ただし、他の検査結果やねこちゃんの状態によっても再検査の必要性は変わりますので、検査結果について不安やご不明点があればかかりつけの先生にもご相談なさってください。
白血球、CRP、LIPが高値となっていることから、膵炎等、膵臓周囲に関係する疾患の可能性が考えられますが、血液検査のみで病気の診断をすることは出来ず、全身症状や血液検査以外のレントゲンやエコー検査等の結果を踏まえて総合的に診断をする必要があります。
こちらでは診断行為はできかねますため、どのような原因が考えられるのか、担当の先生にご確認頂くことをおすすめします。