
災害時に役立つ「犬の手作り首輪」|作り方を動画で解説!
2022.12.089月は防災月間。いざという時のため、平常時から準備をしておくことが大切です。そこで今回は、万が一の災害時に活躍する、「犬の首輪」の作り方をご紹介します!材料もシンプルで手軽に作ることができます。作り方は動画でもわかりやすく解説もしていますので、ぜひ愛犬のために作ってみてくださいね。
首輪の作り方
ひも2本で簡単にできる首輪の作り方をご紹介いたします。
●材料
- ひも 2本(綿のひもやアウトドアグッズのパラコード、ビニールひもなど)
- ダブルクリップ 2つ
- セロハンテープ
- はさみ
※犬の大きさ別にみる標準的な首輪サイズとひもの長さの目安
犬の大きさ | 首輪サイズ | ひもの長さ |
小型犬 | 17cm~25cm | 1~1.5m |
中型犬 | 28cm~35cm | 2~2.5m |
大型犬 | 35cm~50cm | 3~3.5m |
※あくまでも、参考値です。ひもの種類によって、長さの目安が多少変わる場合もあります。ご自身の愛犬の大きさに合わせて、余裕をもって首回りを一周させることができる長さを準備しましょう。
●作り方
①2本のひもをそろえて、端っこを結ぶ(止め結び)。
②ひもをワンちゃんの首に一周させて、首輪の部分となるところにクリップをつける。
▲今回は、ワンちゃんではなくテープを代用して作り方を解説しています。
③手順①で結んだ端っこ部分を手前側に置き、テープなどで仮止めする。
④右側のひも(今回は緑色)でわっかを作る。 そのわっかの上に左側のひも(今回は白色)が上に乗るように重ねる。
⑤左側のひも(白色)が一番下を通るようにくぐらせ、緑のわっかの中に通す。
⑥2本のひもを左右にひっぱり、結び目を作る。
⑦左側にある緑のひもでわっかをつくり、白のひもをわっかの中に通して結び目を作る。
⑧クリップを外し、作った結び目をテープで奥側に仮止めする。
⑨首輪の長さ分まで手順④~⑦を繰り返す。
⑩最後から1cmくらいのところまで結び目を作ったら、手前側の固定していたテープを外す。
⑪結び目部分のわっかに、白のひもを通す。その後、緑のひもも同じわっかに通す。
⑫奥側の仮止めも外して、緑と白の小さなわっか部分にそれぞれのひもを通す。
白色のひもは白色のわっか。緑色のひもには緑色のわっか。
⑬余ったひもを、少し余裕をとった位置で2本揃えて結ぶ。
(ゆとりを持たせることで、サイズの調節ができるので、犬の頭に通すことができます)
⑭ひもの結び目のところで余ったひもを切って、完成です。
くわしくは、YouTubeに動画をアップしています!
わかりづらい箇所は動画で確認してみてくださいね。
動画ではリードの作り方も併せてご紹介していますので、ぜひご覧ください。
【災害時に役立つ!ひも2本で「犬の首輪」を作ろう!】
ひもはビニールひもでも大丈夫!
綿のひもやアウトドアグッズのパラコード、ビニールひもなどで作ることができます。平時であれば、ひもなどでしっかりと作ってあげることができます。ただ、災害時などで綿のひもなどの調達が難しい場合にも、避難所などに置いてあるであろうビニールひもでも作れちゃうところがこの首輪のいいところです。
もちろん猫でも大丈夫!
今回、犬用として紹介していますが、長さを変えればもちろん猫でも大丈夫です。
実際に使ってみた!
▲どうでしょう、結構いい感じです!
アニコムの社員が、実際に手作りの首輪を利用してお散歩してみました!
まめ太ちゃん(シー・ズー)&ぴのこちゃん(チワワ)の飼い主の感想
特に嫌がることもなく、首輪をつけさせてくれました。まめ太は毛が多いので、首輪に絡まないから少し心配でしたが、取り外しも簡単でした。リードも(少し時間はかかりましたが…)同様の手順で作ってみたところ、しっかりとしたものができ上がり、普段でも使えそうです!災害が起きたときのために、まめ太・ぴのこ用の防災グッズの中に入れておきたいと思います。
いざという時のために、わが子にも作ってあげよう!
人のブレスレットの作り方を応用したこの編み方は、お子様やご高齢の方、裁縫が苦手な方でも誰でも簡単に作ることができると思います。
いざという時のために、ぜひ、わが子に手作りの首輪をプレゼントしてあげましょう!
公開日:2020.9.4