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Detailsイギリスの国犬でもあるブルドッグは、その名が表すように牡牛と戦うために作られた犬種ですので、必然的に闘うのに都合のよい体型となりました。どっしりとした体型は安定性があり、噛み付いた状態でも呼吸ができるように口吻は短く鼻は上を向いています。また、発達した下あごは噛み付く力を強くし、たるんだ皮膚は牛の角などによるダメージを小さくすることができます。ただし、今はすっかり闘犬時代の面影を薄くし、優しく周囲を和ませ、家庭犬になっています。性格は温和で気さくですが、食べ物への執着心が大変強く、また頑固な一面も持っています。 短頭種の代表格ともいえるブルドッグは極端に高温多湿に弱いため、夏の過ごさせ方には充分な注意が必要です。たるんだ皮膚と皮膚の間は汚れがたまりやすく、皮膚病の原因ともなりますので、まめに拭いてあげましょう。なお、ブルドッグのお産は難産が多く、帝王切開になることも多いといわれています。