人獣共通感染症(ズーノーシス)/ノミ刺咬(しこう)症 <犬>

概要

Overview

日本でみられるノミのほとんどがネコノミだと言われています。ノミがどうぶつを吸血することが原因で起こる皮膚炎の他にも、ノミの媒介によって感染する病気もあり、それらには条虫症や猫ひっかき病等がありますので注意が必要です。

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

お近くの動物病院をお探しの方はこちらアニコム損保動物病院検索サイト

原因

ネコノミ(すべての動物に寄生) 
イヌノミ(犬のみに寄生)

症状

・ヒト
痒み・紅斑・丘疹など皮膚炎を起し、掻きむしることで二次感染を起こし化膿することもあります。また、ノミが媒介となり、猫引っかき病等が引き起こされることもあります。
・どうぶつ
痒み・丘疹・皮膚炎、脱毛。吸血する時にノミの唾液が体内に入ることが原因でアレルギーが発生することもあります。

治療

治療痒み止めなどの外用薬の塗布やノミ駆除剤の投与。二次感染を起こした場合は抗生剤の塗布や内服の投与など。

予防

定期的にどうぶつのノミの駆虫を行います。また、ノミの卵・サナギ・幼虫は住居内に存在するので、どうぶつの寝床やよくいる場所を中心に掃除をこまめにしましょう。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
通院1回あたりの平均単価
他の動物種のデータを見る

病気のデータ

他の動物種のデータを見る

コメントを書く

※20文字以内で入力してください
※200文字以内で入力してください
画像
最大3ファイル / 64 MB 制限 / 許可されたタイプ: png gif jpg jpeg

アニコム損害保険株式会社

アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。

保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。