ティザー病 <うさぎ>

概要

Overview

ティザー病の原因となる細菌は生活環境中や健康なうさぎの腸内にも存在し、免疫力の低下などにより細菌叢(さいきんそう)の調和が崩れた場合に下痢などの症状がみられる病気です。

 

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

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原因

Clostridium piliformeという細菌の感染が原因となります。うさぎ以外にも、マウスやラット、ハムスターなどのげっ歯類や犬や猫、牛、馬など幅広い種でみられます。便中に排泄された細菌の摂取により感染します。

症状

感染していても無症状である場合が多いのですが、免疫力の低下により状態が悪化して、水様性下痢、体重減少、立毛などがみられ急死するケースもあります。また、肝臓や心臓に変性壊死がみられることがあります。

治療

有効な抗生物質がほとんどないため、二次感染を防ぐ目的で抗生物質の投与や輸液療法などの治療が行われます。

予防

有効なワクチンはまだ開発されていません。ストレスを減らし、ケージ内を清潔に保つなど、飼育環境を整えることが予防に繋がります。

病気のデータ

Disease data

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平均年間通院回数
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