概要
Overview免疫介在性溶血性貧血は、自己免疫性溶血性貧血と呼ばれることもあり、何かしらのきっかけによって猫の体で免疫機能の異常がおこり、自身の赤血球を破壊してしまい貧血の症状を示す病気です。
※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。
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原因
発生の原因ははっきりわかっていませんが、感染や遺伝的な素因も原因の一つではないかといわれています。猫自身の免疫機能が何らかのきっかけで自分自身の赤血球に抗体を作ってしまい、その抗体によって、血管、脾臓、肝臓、骨髄などにある自分自身の赤血球を破壊してしまうことが原因となります。
症状
食欲不振や元気喪失、また、疲れやすくなり動くと息切れをするなどの一般的な貧血の症状がみられます。その他に赤血球の色素が尿に溶け、赤い尿としてみられる血色素尿や黄疸などの症状が起こります。
治療
赤血球を破壊する免疫機能を抑える治療を行います。一般的には免疫抑制効果がある副腎皮質ホルモンを投与しますが、症状によってはその他の免疫抑制剤なども投与します。治療は数ヶ月かかることが多く、いったん完治した場合でも再発することがあるので注意が必要です。また、近年、再生医療、細胞治療の研究がさかんになされており、病院によっては有効な治療方法の一つとして実用化されています。
予防
発症の原因がはっきりしていないので、予防することは難しい病気です。
治療が遅れると重症になることもあるため、早期発見、早期治療が重要です。
上記のような症状がみられたら、早めにかかりつけの先生に相談してください。
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2024年7月頃、急に食欲がなくなりへやのすみでじっとするようになりました。
かかりつけ医にみてもらったところ、重度の貧血で輸血しないと厳しいとのこと。
運良く同居猫から輸血ができ、1週間入院後退院して経過観察。
現在はセルセプト、ウルソ、プレドニンの3種類を服用中。
セルセプトは生涯飲み続けないといけないかもと言われていて、治療費が正直きついです。
元保護猫のビビリ君 まだ3歳と6か月の男の子
明日からステロイドでの治療を始める予定です。
青い瞳が素敵な美猫さんですが
人馴れがすすまなくて 最近やっと甘えてくれる
姿などをみせてくれるようになった矢先に…
調べると なかなか厳しい病気のようで
悲しくなります。
なんでもいいので情報やアドバイス
お話し聞けたら嬉しいです。
2024年8月に再再発です。
発病の間が短くなりました。
前回2回は同居猫の血を輸血した後ステロイド注射に毎日通って寛解しました。
飲み薬のステロイドはあまり効かず、注射の方が効きました。しかし今回は3回目は、同じ血を輸血すると抗体が出来るので輸血はせずに投薬と注射のみで治療するそうです。だんだん治療法が狭まってきています。悲しいです。
供血猫ちゃんがいない
お知り合いにいませんか?と
頑張ってるので何とか探したいと思いますが方法が解りません