アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。
保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。
腎臓病や尿結石に対応した療法食を与えている場合、食事内容を厳密にコントロールすることを優先する場合もあります。たんぱく質が多いと腎臓に負担がかかり、シュウ酸が多く含まれる野菜もあります。与えてもよい食材については、主治医の先生にもよく確認していただいたほうが良いでしょう。療法食の種類を変更したり、食欲増進剤を使用するケースなどもございますので、合わせてご相談されることもお勧めします。
尿石症の療法食は、結石の原因となる成分を減らしたり、飲水量を増やしておしっこの量を増やしたりするために、ミネラル分が調整されていますが、長期間与えることを想定して作られている療法食もございます。療法食から通常の食事に変更することで、再度結石ができやすくなってしまう、という可能性もございますので、食事については、かかりつけの先生ともよくご相談ください。
尿結石のできやすくなる要因として、性ホルモンが関与している可能性もありますが、他にも食事や飲水量等飼育環境の影響や尿路感染等他の病気など、結石ができやすくなる要因は様々です。そのため、去勢によりできにくくなる可能性もあれば、変化が見られない可能性もあります。去勢手術を実施するかどうかは、かかりつけの先生ともよくご相談の上決められることをお勧めいたします。