アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。
保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。
経口薬は海外からすぐに取り寄せる手配をしていただき、高額ですが84日間の治療を受けることに決めました。
効果は24時間くらい後からと聞いていたのですが、夕方に接種をした次の日の朝から、一切受け付けなかったのに突然ごはんを欲しがるようになりました。
薬は84日間連続で投与する必要があり、うちの猫はFIP発症をした子(比較的1歳未満の猫に多い病気)の中では大きく4kg以上あったので、体重によって投薬量が決まりままり、概算で114万円でした。
経口薬と注射があり、即効性のあるのは注射ですが(1本2万円)注射は連続してやると、痛みもあり接種部分が炎症を起こすとのことでした。
そして診断されて2日目に、その薬を取り扱っている動物病院があることを知り、すぐに電話をして向かいました。
そこの病院でも言っていたのですが、薬の取り扱いからまだ日も浅いので日本での実績はまだ言えないけど、そこで投与した子は症状が改善されてきているとのことでした。
しかし獣医師は、大量の胸水(真っ黄色で無臭の粘着質)や今までの症状から、猫伝染性腹膜炎FIPである可能性が非常に高いと言われました。
聞いたことない病名で驚いたのですが、説明を受け余命は1週間とその場で言われ、ショックで崩れ落ちました。
致死率99.9%で治療法はなく、症状を緩和する対処療法しかないとの説明を受けました。
この呼吸は普通ではないと思ったのですが、別の病院へ行っても風邪かなとのことでした。
ある日仕事から帰宅すると、口呼吸でよだれを垂らして苦しそうに私の傍へやってきました。
ただ事ではないと思い、夜間診療へ駆けつけました。
すぐに酸素室へ通され、胸水が溜まっていました。(続