アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。
保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。
保護した子猫がジアルジアに感染していることがわかり投薬開始から4ヶ月です。先住猫がいるため保護からずっと隔離しています。消毒やトイレ掃除が足りないのか治りません。ジアルジア自体本当に治るのでしょうか?陰性になったり陽性になったりで隔離解除できず、陰性になっても一緒にすると先住猫に移るんじゃと不安です。
ジアルジアの駆虫は、1クールの治療で完全に駆虫ことするは難しく、糞便検査を繰り返しながら3-4クールの治療が必要となる場合も多いです。環境中のジアルジアで再感染を起こすため、シャンプーや環境の熱湯消毒も重要になります。治療の反応が悪い場合は、別の駆虫薬に変更するなど、根気強く治療する必要がありますので、かかりつけの先生と相談しながら治療していくことをお勧めいたします。
ケージや毛布一度熱湯消毒し、3日に一度トイレを熱湯消毒、うんちをしたら即処分を続けているのですが、原因は再感染でしょうか?
消毒の徹底により外部環境のジアルジアを無くすことはできますが、投薬や消毒ではねこちゃんの小腸内に寄生するジアルジアを完全になくすことは難しいと言われています。成長し免疫力が強くなるにつれ、症状も落ち着くことが多いですが、下痢が続く場合、寄生虫の影響以外にも、食事や環境変化のストレス、胃腸炎等他の消化器疾患など様々な原因が考えられますので、主治医様にもご相談ください。