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プレスリリース≪報道関係者各位≫

2011年5月2日

アニコム損害保険株式会社

ペット(犬)の賠償責任事故、保険金支払は平均10万円(対人)を超える!

■ 事故発生率の多い犬種は「秋田犬」「バーニーズ」「ボーダー・コリー」の順
■ 小型の「M・ダックス」「トイ・プー」は対物事故に要注意

 アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長:小森伸昭)では、保険金支払データを基に、ペットによる賠償責任事故に関する調査、集計を行いました。

犬種別事故件数は柴犬がトップ、発生率ではボーダー・コリー

 2008年4月から2011年3月末までに保険金を支払った賠償責任事故を犬種別に集計したところ、「柴犬」が14.6%(60件)と最も多く、「ミニチュア・ダックスフンド」「トイ・プードル」と続きました。
 また、賠償責任特約を付帯している契約数を基に、犬種毎の事故の発生率を集計したところ、「秋田犬」が発生率3.7%と最も高くなり、続いて「バーニーズ・マウンテン・ドッグ(2.1%)」「ボーダー・コリー(1.2%)」となりました。

犬種別受付件数

犬種 事故の発生率(%) 事故件数(件) 事故件数に占める割合(%)
秋田犬 3.7 10 2.4
バーニーズ・マウンテン・ドッグ 2.1 17 4.1
ボーダー・コリー 1.2 20 4.9
ジャック・ラッセル・テリア 0.8 18 4.4
柴犬 0.6 60 14.6
ゴールデン・レトリーバー 0.6 23 5.6
フレンチ・ブルドッグ 0.5 17 4.1
ラブラドール・レトリーバー 0.4 16 3.9
トイ・プードル 0.2 31 7.5
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク 0.2 19 4.6
ミニチュア・ダックスフンド 0.1 35 8.5
チワワ 0.1 13 3.2
  •   事故の発生率=事故件数/賠償責任特約を付帯している契約数

保険金支払額は平均7.6万円

 事故の区分で集計したところ、対人事故が 46.0%と約半数を占めており、平均支払保険金は、100,741円でした。なお、全事故の平均支払保険金は76,065円となりました。

事故区分 件数(件) 割合(%) 平均支払保険金(円)
対人 189 46.0 100,741
対どうぶつ 76 18.5 31,773
対物 105 25.5 57,557
その他(複合事故) 41 10.0 91,828
411 100.0 76,065

秋田犬、柴犬は対どうぶつ事故に要注意!!

 事故発生率の高い「秋田犬」、事故件数の多い「柴犬」では、対どうぶつ事故の割合が犬全体の平均よりも高い傾向が見られました。特に秋田犬では、対どうぶつ事故が7割を占めています。飼い主に忠実といわれる性格が、他のどうぶつとの思わぬ事故に繋がっていることが推察されます。

秋田犬

事故区分 件数(件) 割合(%) 平均支払保険金(円)
対人 0 0.0 0
対どうぶつ 7 70.0 28,710
対物 1 10.0 44,250
その他(複合事故) 2 20.0 27,000
10 100.0 29,922

柴犬

事故区分 件数(件) 割合(%) 平均支払保険金(円)
対人 27 45.0 37,265
対どうぶつ 19 31.6 34,965
対物 7 11.7 48,610
その他(複合事故) 7 11.7 50,869
60 100.0 39,447

人気の小型犬は対物で思わぬ事故が起きることも

 小型犬で人気が高い「ミニチュア・ダックスフンド」「トイ・プードル」では、対物事故の割合が高くなっています。事故の被害品で多いのは、「眼鏡」「靴」「携帯電話」「腕時計」などで、「かじってしまった」という事故が大半ですが、「ソファを傷つけてしまった」「カーペットを汚してしまった」というケースなどでは賠償金額が高くなる事故も見受けられました。小型犬といえども、思わぬ事故に注意が必要です。

ミニチュア・ダックスフンド

事故区分 件数(件) 割合(%) 平均支払保険金(円)
対人 18 51.4 33,943
対どうぶつ 2.9 3,993
対物 15 42.8 64,682
その他(複合事故) 1 2.9 3,918
35 100.0 44,041

トイ・プードル

事故区分 件数(件) 割合(%) 平均支払保険金(円)
対人 12 38.7 58,078
対どうぶつ 3 9.7 12,705
対物 14 45.2 39,832
その他(複合事故) 2 6.4 17,280
31 100.0 42,815

支払保険金が高い中・大型犬の事故

 「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」「ゴールデン・レトリーバー」では、対物事故が犬全体の平均よりも高く、「自動車のボディ、バンパーを傷つけてしまった」「網戸を壊してしまった」といった事故が見られました。
 「ボーダー・コリー」では、対どうぶつ事故の支払保険金が高く、「散歩中や公園で他の犬にかみついてしまった」という事故が多く見られました。
 大型犬では、「犬が飛びついたはずみで被害者が転倒し骨折した」などの対人事故でも、支払保険金が高くなっています。

バーニーズ・マウンテン・ドッグ

事故区分 件数(件) 割合(%) 平均支払保険金(円)
対人 9 52.9 77,190
対どうぶつ 1 5.9 18,563
対物 7 41.2 85,187
その他(複合事故) 0 0.0 0
17 100.0 77,034

ゴールデン・レトリーバー

事故区分 件数(件) 割合(%) 平均支払保険金(円)
対人 7 30.4 116,061
対どうぶつ 7 30.4 12,307
対物 6 26.1 151,784
その他(複合事故) 3 13.1 190,387
23 100.0 117,635

ボーダー・コリー

事故区分 件数(件) 割合(%) 平均支払保険金(円)
対人 6 30.0 86,018
対どうぶつ 5 25.0 110,246
対物 4 20.0 13,750
その他(複合事故) 5 25.0 60,459
20 100.0 71,469

 今回の調査では、支払保険金が100万円を超える事故が3件あり、いずれも対人のかみつき事故でした。また、対物事故で最も支払保険金が高かったのは、「自宅前に駐車していた自動車のドアを傷つけてしまった」ケースで、約80万円でした。

 愛犬との暮らしには思わぬ事故がつきものです。犬種特有の気質を知るとともに、愛犬の性格を把握して、事故の予防に努めましょう。

集計方法
2008年4月1日~2011年3月31日に保険金のお支払いを完了した賠償責任事故411件を集計

本件に関するお問い合わせ先

アニコム損害保険株式会社 経営企画部(広報担当)  永井 / 塩澤
FAX:03-6863-8257