膿皮症 <犬>

概要

Overview

細菌感染による皮膚の化膿性病変を膿皮症といいます。皮膚のバリア機構の破壊や免疫力の低下などが引き金となりどうぶつの皮膚で細菌が繁殖して、症状が発症します。

膿皮症の診療フローチャート

 

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

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原因

原因となる細菌として下記のような細菌があります。
Staphylococcus 属(黄色ブドウ球菌)
Streptococcus属(レンサ球菌)
Proteus属
Pseudomonas属
また、膿皮症の発症にはアレルギーや内分泌疾患、栄養失調、免疫不全、腫瘍、外部寄生虫などの基礎疾患が発症の引き金となっている場合もあります。

症状

膿皮症は全身の皮膚で起こりますが、脇、顔、内股、指間などでの発症が多く、湿疹、赤み、かゆみ、脱毛、フケなどの皮膚病変がみられます。このときに、犬が患部をなめたり引っかくことで状態が悪化する恐れもあります。さらに、重症になると、膿瘍、発熱、痛みなどを起こすこともあります。特に湿気の多い夏の時期で発症が多くみられます。

膿皮症・細菌性皮膚炎(全身のフケ)
▲膿皮症・細菌性皮膚炎(全身のフケ)
膿皮症・細菌性皮膚炎(頭部の赤み)
▲膿皮症・細菌性皮膚炎(頭部の赤み)
膿皮症・細菌性皮膚炎(腹部のかぶれ)2
▲膿皮症・細菌性皮膚炎(腹部のかぶれ)
膿皮症・細菌性皮膚炎(腹部の赤み)2
▲膿皮症・細菌性皮膚炎(腹部の赤み)

治療

基礎疾患がある場合はその原因となっている疾患の治療を行います。
膿皮症に対しては抗生物質(外用薬・内用薬)の投与が主な治療となります。
症状の程度によっては、お薬と併用してシャンプー療法が行われたり、シャンプー療法のみで維持をする場合もあります。

予防

細菌の増殖を防ぐために生活環境を清潔にし、特に夏場は高温多湿にならないように注意しましょう。また、日頃からの適切なシャンプーやブラッシングなどのケアを心がけ、皮膚のチェックもこまめに行ないましょう。皮膚に赤み、フケ、カサブタなどの異常がみられた場合は、早めに動物病院へご相談ください。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
通院1回あたりの平均単価
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みなさんからのコメント

Comment
ゴン汰
2024-03-25 19:04:47
膿皮症で何年も苦労しています。4歳くらいから甲状腺低機能症の診断に毎日ちろたぶ1諚飲ませています。頭にゴツゴツした硬い瘡蓋が広がって剥がすと毛が抜けてます。先生はカビと言われてますが治療薬がありません、シャンプーしても治りません。何とかならないでしょうか?
アニコム獣医師
2024-03-28 16:25:56
>ゴン汰様
脱毛は甲状腺機能低下症、膿皮症、真菌、アレルギー、外傷など様々な要因で発生することがあります。原因によって治療方法は変わり、カビが原因の場合には薬剤耐性の有無によって治療方法や治療効果に対し大きな影響を及ぼすことがあります。他の治療方法がないのか否かについてはセカンドオピニオンとして他の獣医師に意見を求めることも1つの選択肢にはなります。
チョコ
2022-05-25 17:52:31
膿皮症だと思われる湿疹を昨日発見、とりあえず全身をミューズで何度か洗い、白い鱗みたいなのと共に、抜ける毛は全て抜いた。
患部に、人間の、とびひの薬とドルマイシン軟膏を塗り、1時間ほど置いてから、ムヒアルファEXを塗った。
1日たち、皮膚の腫れも治まり、うっすらかさぶたに。
赤みもなくなった。
朝ももう一度、ミューズでさっとハゲを洗ってから薬を同じように時間差で塗った。

ぽち
2022-04-18 22:10:44
老犬になって初めてのことだったのですぐに病院行ったにも関わらず広がっていってる…10円程度だった脱毛が今では名刺サイズに
注射、外用薬、内服とやっているのに止まらず、涙がでて来ます。
まる
2021-10-31 21:40:42
毛が抜けすぎる、脇と首のと足

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