人獣共通感染症(ズーノーシス)/皮膚糸状菌症 

概要

Overview

皮膚に真菌(カビ)が感染し、皮膚炎を起こす病気です。特に免疫力が低い状態のどうぶつや幼齢どうぶつに感染しやすい傾向があります。その脱毛の様子が円形に拡がっていくことから、「リングワーム」とも呼ばれます。

原因

感染したどうぶつとの接触、菌が付着した物質との接触によって感染します。

症状

ヒト・・・
どうぶつの症状と似て多様です。皮膚に円形・不整形の白っぽい輪ができたり、小さい水泡や赤み・脱毛・痒みなどを伴います。
どうぶつ・・・
無症状で保菌している場合もありますが、脱毛や表皮の剥離・皮膚炎、また、皮膚が厚くなったりするなどの多様な症状がみられます。

治療

抗真菌剤の塗布や内服、薬浴。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
通院1回あたりの平均単価
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みなさんからのコメント

Comment
sevenmalts
2023-04-29 16:02:18
2週間ほど前からくちばしに赤いイボのようなものができ出して、数日前からくちばしの左右にハゲたようになりだしました。
何かしらの感染症でしょうか。
アニコム獣医師
2023-05-08 17:31:38
>sevenmalts様
鳥さんのくちばしの横に出来物が出来たり、くちばしに近い部分の羽根が抜けている場合、細菌や真菌、ウイルスなどの感染症や、ダニなどの外部寄生虫によるものなどが考えられます。原因によっては、お薬等による治療が必要になることもございますので、一度受診されることをお勧めいたします。

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