乳歯遺存 <犬>

概要

Overview

犬、猫の歯は、一般的に生後6~7ヶ月までに乳歯から永久歯に生え変わります。この生え変わりの時期が過ぎても、乳歯が抜けずに残っている状態を乳歯遺存(遺残)といいます。発症は小型犬や超小型犬で多くみられます。

 

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

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症状

乳歯の存在で永久歯の萌出(永久歯との交換)が妨げられるために不正咬合(咬み合わせが悪くなること)が起こります。また、永久歯の近くに乳歯が残ってしまう場合が多いため、その隙間に歯垢や歯石が付着しやすくなり、結果、歯周病を引き起こす原因となります。

治療

多くの場合、全身麻酔下での抜歯処置が必要です。

予防

生え変わり時期には乳歯が残っていないか、口の中をよくチェックしましょう。また、家でのチェックが難しい場合は、かかりつけの獣医さんに診てもらいましょう。
抜歯で全身麻酔をかける場合は、麻酔のリスクなどについてもかかりつけの獣医さんにご相談ください。

病気のデータ

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みなさんからのコメント

Comment
アニコム獣医師
2022-01-13 11:09:58
>みみちゃん様
大変恐れ入りますが、保険に関することはこちらでは回答できかねますため、ご契約されていらっしゃる保険会社に直接お問い合わせくださいますよう、お願いいたします。
【アニコム損保の場合】
●あんしんサービスセンター
電話番号:0800-888-8256
受付時間:平日 9:30~17:30 / 土日・祝日 9:30~15:30
みみちゃん
2022-01-10 10:33:08
2月にぐらぐらの歯の抜歯と歯槽膿漏で歯石取りを全身麻酔で行いますが、保険はおりますか?
お返事おまちしてます。

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