喘息 <猫>

概要

Overview

喘息とは呼吸の時に空気の通り道となる気管支が、なんらかの原因で細くなってしまい、反復的に呼吸困難を起こす病気です。猫が呼吸する時にゼーゼーという音を出すのが特徴です。

喘息の診療フローチャート

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

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原因

喘息にはアレルギーが原因として潜んでいることが多く、アレルギーの原因物質となるハウスダストや花粉・食べ物等のアレルゲンにより、細い気管支に炎症を起こさせることによって呼吸困難に陥ります。シャムの猫に多く見られるとされています。

症状

ゼーゼーという音を呼吸するとともに発し、咳、チアノーゼ等の症状も起こします。発作が重症になると呼吸困難となり、命にもかかわることがあります。

治療

気管支拡張剤や抗生物質、副腎皮質ホルモン剤等の内科的治療を行ないます。また、症状によっては酸素室での酸素吸入を必要とすることも多いです。

予防

猫を喘息の原因となるアレルゲンにさらさないことが予防となってきます。命にも関わる病気のため、症状がみられたら早期発見・早期治療を心がけましょう。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
通院1回あたりの平均単価
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みなさんからのコメント

Comment
ココちゃん
2023-12-11 23:01:41
腎不全ですぐに診てもらうことができず7時間位診てもらえず、診察台に乗せたら、目は半開き、口から舌がびっくりする程伸びきって、台の上にへばりつき、全身の力が抜けた状態でした。診断の結果は脱水と喘息といわれました。入院して、酸素と静脈点滴で段々良くなって、水もちゅうるも食べられるようになり、ゲージの奥から扉まで点滴の針がはいったまま歩いてこれたのに、入院前から、下痢もしていなかったのに次の日の早朝亡く
ノブさま
2021-11-29 10:31:36
結構以前からメインクーンの女の子1歳半がゲホゲホ…ほぜーほぜー…という咳っぽい、毛玉を吐くときの様な動作をします。
一度は掛かりつけのイオン動物病院で診てもらい咳き止めの薬を1週間飲みましたが、その後暫くしたら一段と多くなりました。
結構な頻度でやってるので心配なのですが友人達には、違う病院行ってみたら?と言われてます。
アニコム獣医師
2021-03-24 14:23:55
>りょうクン様
切除した臓器の病理検査を実施している場合は、検査結果によってその後の対応方法を検討いたします。また、入院手術等の環境変化や状態の悪化によりご飯を食べない場合、退院後に自宅でご飯の強制給餌や点滴などで対応することもありますので、かかりつけの先生にもあらためてご相談いただければと思います。
りょうクン
2021-03-21 21:03:59
先日10歳の雄猫が肺がんの疑いあって入院手術しましたが入院中ご飯をまったく食べないとの事で退院させられました。自宅に戻っても食べず10日経ちました。毎日通院で3日目になりますが食べず何も変わりません。先生は注射を打って栄養摂ってるので徐々に良くなるといいますが、まったく回復見られずフラフラして転びます。このまま明日からも通院させて大丈夫なのでしょうか?転院するにしてもどこが良いのか検討つきません。

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