好酸球性肉芽腫症候群 <猫>

概要

Overview

ネコちゃんの皮膚に肉芽腫という炎症性のしこりができる病気です。しこりの他に皮膚に脱毛や痒みもおこることがあります。病変部分からは白血球の一種である好酸球が多数見られるのが特徴です。

原因

この病気が発生するはっきりとした原因は分かっていません。アレルギーや感染症などと関与があるといわれており、免疫機能の異常によって引き起こされていると考えられています。また、ストレスも発症のひとつの引き金になっている可能性があるといわれています。

症状

唇や口の中、下腹部やももの内側などの皮膚が盛り上がり、しこり(肉芽腫または潰瘍といいます)ができます。その部分に脱毛などの症状がみられ、激しい痒みを伴うことが多く、ネコちゃんはしきりにその部分を引っかいたり噛んだりします。

治療

原因がはっきりとわからないため、治療が難しい病気です。ノミやアレルギーが原因となっている可能性もあり、その場合ノミの駆除やアレルギーの治療を行ないます。炎症や痒みを抑える目的で、副腎皮質ホルモン剤を投与することがあります。

予防

好酸球性肉芽腫症候群の発症を予防することは難しいですが、普段からネコちゃんとスキンシップを行い、早期発見を心がけましょう。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
通院1回あたりの平均単価
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みなさんからのコメント

Comment
アニコム獣医師・渡邉
2020-09-10 09:42:45
>ハナ様
ネコちゃんの顎が赤くなる原因は様々で、好酸球性肉芽腫以外の皮膚疾患などでも起こります。そのため、お写真だけでは判断が難しいので、かかりつけの病院にて診察いただきますようお願い申し上げます。
ハナ
2020-09-09 13:57:57
質問させて下さい。
スコティッシュの雌ですが、2週間位前から顎が赤くなっています。これは好酸球性肉芽腫と呼ばれる症状でしょうか。
2か月前にも同様な物が見られたのですが、その時は自然に治癒しました。
アニコム獣医師 福田
2020-03-27 17:23:41
>ミア様
仰る通り、あまり噛んだり引っかいたりしてしまいますと、症状のある部分が広がってしまったり、傷ができて化膿してしまう可能性も考えられます。
また、飼い主様の見ていないところで掻いていることも考えられますので、猫ちゃんのストレスにならなければ、エリザベスカラー等を付けて噛んだり引っかいたりすることを防いであげることも方法の一つかと思います。
アニコム獣医師 豊田
2020-03-27 14:10:11
>チビ様
猫ちゃんの好酸球性肉芽腫症候群は明らかな原因は不明ですが、本人の体質や免疫状態が大きく影響しているといわれています。

他の猫ちゃんにうつるようなことは考えづらいですが、兄弟で同じ環境にいる場合などは、他の猫ちゃんも発症する可能性は0ではないので、おなかや内股のあたりなど普段はあまり見えない部分に赤いところはないか注意して確認してみてください。
ミア
2020-03-27 10:25:48
質問失礼します
うちの猫が今、好酸球性肉芽腫というものにかかっています。病院で注射をしてもらったものの、ずっと痒そうに噛んだり引っ掻いたりしています。悪化すると思い、噛んだりするのを止めているのですが止めない方がいいのでしょうか。

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