アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。
保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。
リンパ腫だったとしたらどのくらい生きられるのでしょうか
リンパ腫は、一般的には中高齢期に多い病気ですが、7ヶ月のわんちゃんでもリンパ腫を発症することがあります。最も若い発症例は生後6ヶ月前後とされています。治療を行わない場合の余命は1〜2ヶ月程度ですが、抗がん剤治療により1〜2年、まれに5年以上生存する例も報告されています 。若いわんちゃんは体力があるため、治療効果が出やすく希望が持てるケースもあります。早期診断と積極的な治療が鍵です。
顎の周りには、リンパ節や唾液腺などがあり、特にリンパ節は周囲に炎症があると腫れることがあります。腫れているものが腫瘍か炎症によるものかなどを鑑別するためには、膨らみに小さな針を刺して細胞の検査を行ったり、お口の化膿に対する治療を行うことでサイズが小さくなるかなどの、体に負担の少ない検査や、試験的治療からすすめていきます。どうぶつ病院を受診し担当の先生に相談してみてくださいね。