アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。
保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。
ポメラニアン13歳・オス・去勢済
リンパ管拡張性慢性腸炎で低脂肪食に切り替えたところ下痢嘔吐の症状は落ち着きましたが、腎臓の数値が悪化しました。もともと尿石症でロイヤルカナンのユリナリーS/Oを食べていたのでそちらに戻すようにとなりましたが、下痢嘔吐の再発を心配しています。
尿石症の療法食で低脂肪のものをご存じでしたら教えて下さい。
腎臓の数値(BUN、Creaなど)が悪化している子に対してタンパク質制限がなく、塩分が多めの尿石症の療法食を与えるのは、腎臓に負担がかかる可能性があります。また、療法食は薬のようにわんちゃんの治療に大きく影響するもののため、選択を誤ると病状を悪化させる危険性があります。そのため、腎臓、尿石、腸疾患のどれを優先して療法食を選択するべきかは、主治医の先生にご相談をお願いいたします。
タンパク漏出性腸症の場合、ステロイドのみではアルブミンの数値が十分改善しないこともあります。その場合、他の免疫抑制剤を併用したり食事療法を実施したりする場合もあります。今後の治療の方針については、かかりつけの先生ともよくご相談くださいね。